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上海発・EMS通信

山田 泰司=EMSOne
日経テクノロジーオンライン

目次

  • トランプ大統領誕生に身構えるiPhoneサプライチェーン

    米大統領選でドナルド・トランプ氏が当選した。どのような経済政策をとるかが不透明だとして、同氏の当選が濃厚になった2016年11月9日は東京株式市場も919円下げたが、翌10日は1092円高、米ドル相場も100~106円台の間を乱高下とジェットコースターのような相場になっている。世界中がまさに様子見と…

  • MacBook Airの衝撃を引き継ぐのは誰か

    パソコン(PC)市場が縮小し続けている。調査会社の米Gartner社によると、2016年第3四半期のPC世界出荷台数は前年同期比5.7%減の6890万台。前年割れはこれで8四半期連続となった。PCの不振が続いている背景について、同社の北川美佳子首席アナリストは、スマートフォン(スマホ)などモバイル端…

  • 潜在ユーザー4.5億、爆発的成長の前夜にある中国VR市場

    ソニーが2016年10月13日、ヘッド・マウント・ディスプレー(HMD)型のVR(仮想現実)端末、「PlayStation VR」(PS VR)を発売した。PS VRは調査会社や金融機関のレポートで、早くから2016年におけるVR世界市場の目玉と目されていた。それだけに大本命の登場によりVR市場の拡…

  • 義理と人情で売れ出したスマホ

    この連載の6回前、すなわち「『ドヤ顔戦略』が明暗分けた中国スマホ市場」の回で、数年前、「中国のアップル」ともてはやされ飛ぶ鳥を落とす勢いだった中国Xiaomi社(小米)のスマートフォン(スマホ)の失速が目立ち、代わって中国OPPO社(欧珀)、中国Vivo社(歩歩高)が中国市場で台頭し始めた、というこ…

  • サムスンとTDK子会社の浅からぬ因縁

    韓国Samsung Electronics社が、スマートフォン(スマホ)「Galaxy Note7」(以下Note7)のバッテリー問題で揺れている。Note7は同社が2016年8月19日に発売を開始した5.7型のスマホの旗艦モデル。発売後2週間で爆発、出荷のトラブルが35件報告された。これを受け同社…

  • ロボットはiPhoneウオッチャーの職をも奪う

    間もなく9月。EMS(電子機器受託製造サービス)業界の9月と言えば、最大手の台湾Hon Hai Precision Industry社〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕と台湾Pegatron社(和碩)がアッセンブリを手がける米Apple社のスマートフォン「iPhone」の新モデ…

  • 新エネルギー車世界一の販売が上海で激減しているワケ

    日本では2016年8月3日、トヨタ自動車が新型プラグインハイブリッド車(PHEV)「プリウスPHV」の日本国内での発売を、当初予定していた今秋から今冬に先送りすると発表したことが話題になっている。『日本経済新聞』は翌4日付で、トヨタ車としては初めて採用する樹脂製ドアの生産の遅れが発売延期の理由だとし…

  • 後継者を決められない2人のカリスマ 孫正義とテリー・ゴウ

    ソフトバンクグループが2016年7月18日に公表した半導体大手、英ARM Holdings(ARM)社の買収は、EMS(電子機器受託製造サービス)や半導体関連企業が集積する台湾や中国でも高い関心を集めた。とりわけ有力企業の「爆買い」で陣容を巨大化する中国半導体業界の動きに神経をとがらせている台湾では…

  • 洪水で活躍するシャオミ社製の救援物資

    このコラムの連載タイトルでもあり私が拠点にしている上海は、揚子江の名でも知られる長江の河口に位置している。中国最長、世界でも3番目に長いこの大河の流域が2016年は6月30日以降、広い範囲で豪雨に見舞われ被害が拡大している。この原稿を書いている同年7月7日の当局発表によると、この日朝9時までに江蘇、…

  • 「ドヤ顔戦略」が明暗分けた中国スマホ市場

    スマートフォン(スマホ)市場でこの2~3年、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し注目を集めていた中国Xiaomi社(小米)だが、最近は一時の勢いを失っている。米International Data Corporation(IDC)社の調査によると、中国市場におけるスマホのシェア(出荷台数ベース)でXiaomi…

  • ホンハイと「影の銀行」「理財商品」の関係

    「理財商品」、という言葉を覚えている読者も少なくないと思う。中国における高利回りの金融商品のことだ。証券会社やヘッジファンドなど銀行ではない金融機関が6~10%などという高利をうたった理財商品でカネを集め、これを銀行から融資を受けられない中小企業に20~40%という高利で貸し付ける、いわゆる「影の銀…

  • 鴻海側に先に出たシャープ買収効果

    EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手の台湾Hon Hai Precision Industry社〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕がシャープの買収を決めてから2カ月が過ぎようとしている。前回のコラムでは、フォックスコン傘下のパネルメーカー台湾INNOLUX社(群創)で董…

  • シャープを助けると意気込むもう1人の台湾人

    シャープは2016年5月12日、次期社長に、同社の買収を決めた台湾Hon Hai Precision Industry社〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕の戴正呉副総裁が就任すると表明した。戴氏については当コラムでも「鴻海はブラック企業なのか」の回で、知日派の同氏がシャープの経…

  • 金属であれガラスであれ

    今回の熊本地震では、2016年4月14日夜にあった初回の大きな揺れの直後から、中国や台湾では、被災者を気遣うメディアの報道が相次いだ。同時に、台湾、中国のエレクトロニクスや半導体業界では、地震で生産を停止したCMOSイメージセンサーを製造するソニーの熊本工場(菊陽町)、長崎工場(諫早市)、大分工場(…

  • iPhone SE品薄の謎

    米Apple社のスマートフォン(スマホ)で4型新モデル「iPhone SE」の売れ行きに注目が集まっている。「出足が悪かった」「旗艦モデル『iPhone 6s』シリーズの落ち込みを相殺するほどの売り上げは期待できない」との見方が出る一方、発売が2週目に入ると同時に世界的に品薄が広がり始めているためだ…

  • 有機EL版iPhone登場のカギ握るキヤノン子会社

    米Apple社が日本時間2016年3月22日、スマートフォン(スマホ)の4型新モデル「iPhone SE」を発表した。現行の旗艦モデル「iPhone 6s」(4.7型)、「iPhone 6s Plus」(5.5型)との目立った違いは、機能面では感圧タッチセンサー「3D Touch」が非搭載なこと、指…

  • 鴻海はブラック企業なのか

    前回のコラムを書いた2週間前の時点で台湾Hon Hai Precision Industry社〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕とシャープの買収交渉の期限は2016年2月29日に切られていたのだが、この原稿を書いている段階でなお合意に至っていない。ただ、両社のお膝元である日本と…

  • 鴻海がシャープを必要とするワケ

    シャープが2016年2月25日の臨時取締役会で、EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手、台湾Hon Hai Precision Industry社〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕による買収提案の受け入れを決めた。同日にはシャープが、フォックスコンを割当先とする第三者割当…

  • 落日のApple、昇るHuawei、両睨みの鴻海

    米Apple社のスマートフォン(スマホ)「iPhone」の2015年1~12月期国内出荷台数が前年比10.6%減の1437万台と、初の前年割れに終わったことがMM総研の調べで分かった。2015年モデルとして同年9月末に発売された「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」の販売が低迷してい…

  • VRとeスポーツはPC業界の救世主になるか

    「来年のことを言うと鬼が笑う」という言葉、統計を取ったわけではないが、主に次の年が視野に入ってくる年の後半から年末にかけて使われる頻度が高くなってくるとの印象を私は持っているが、実際はどうなのだろうか。いずれにせよ、2016年はあと11カ月も残っているわけだが、今回は鬼に笑われることを覚悟の上で、来…

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