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竹内 健の「エンジニアが知っておきたいMOT(技術経営)」

日経テクノロジーオンライン

目次

  • エンジニア同士のつながりで戦いに挑もう!

    オープン・イノベーションは大企業と大学・ベンチャーの相互理解から

    ベンチャー企業が大企業に技術を売り込む際に、ベンチャー経営者1人に対して、大企業側は関係各部署の部長や課長が10人も並んで取調室のよう。そのあげく、「面白い技術だから時々話を聞かせてよ」、外国のベンチャーになら「Keep in touch」で終わってしまう。これは、日本の大企業でしばしば見かける光景…

  • 海外に出て行く製造業を追いかけよ!

    「イノベーションのジレンマ」を回避するには、コモディティー市場での真っ向勝負

    DRAMの製造メーカーとして日本で唯一生き残ったエルピーダメモリが、国内の主力工場である広島工場の生産能力の4割を、台湾の生産子会社である瑞晶電子(Rexchip Electronics社)へ今後1年をかけて移転するという報道がありました。製造装置の移転により、日本と台湾での生産比率は、従来の6対4…

  • 「死の町」発言で大臣辞任でも、「天罰」発言なのに知事再選はなぜか?

    生きざまや経験を映しだす「言葉の力」

    「残念ながら、原発の周辺市町村の市街地は、人っ子一人いない『死の町』だった」「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。(大震災は)やっぱり天罰だと思う」。最初の発言は、鉢呂吉雄元経済産業相が9月9日の記者会見で、前日に視察した福島県の東京電力福島第1…

  • 民主党代表選挙:ドジョウさんの感情マネージメント

    才能を生かす心の知能指数EQ

    まるで平日の昼のテレビドラマを見ているかのよう。8月29日に行われた民主党の代表選挙では、政治家たちの愛憎劇が展開されました。「鹿野氏が上着を脱いだら2位に投票するサイン」というあたりは、もうスパイ小説並に劇的です。

  • 視界不良!GoogleやHPにみるエンジニアのキャリア

    技術の強みを異分野で活かすキャリアパス

    次々と、エレクトロニクス業界のビッグ・ニュースが飛び込んできました。激しいグローバル競争の中、変化のスピードが速いエレクトロニクス業界では、企業が生き残りをかけてビジネス・プランの転換もしばしばです。事業転換や企業買収のニュースを聞くたびに、「その会社のエンジニアはどうなるのだろう?」と思ってしまい…

  • 放射能問題は「マジメすぎる自縄自縛の罠」

    ルールの根本精神に則って柔軟に対応するマネージメント

    衆議院厚生労働委員会での東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦先生の証言はYouTubeで多くの人に視聴され、大きな話題になっています。福島原発で放出された放射能の量は広島に投下された原発の20個分にあたるという衝撃的な数字に、視聴している人々は驚くとともに、児玉先生の渾身の証言は多くの人の共…

  • なでしこジャパンに学ぶ共感力

    フラット化する世界を生き抜く自律的組織

    女子サッカーワールドカップで優勝を成し遂げた、なでしこジャパンの佐々木則夫監督。女子サッカーは、日本ではまだまだマイナーなスポーツです。生活費もままならないような恵まれない環境で、アルバイトをしながらサッカーを続けていた女性たちが、佐々木監督のもとで実に生き生きと、心の底から楽しそうにワールドカップ…

  • ダメ上司は良い上司? 上司をマネージメントする組織行動論

    赤澤亮正議員(自民党)「いつ辞めるんですか?大臣の価値を落としてますよ!」海江田万里 経済産業担当大臣「私は、自分の価値はどうでもいいですよ、本当に。申し訳ない。言葉がね。私はどうでもいいです、自分の価値は。」7月29日の衆議院 経済産業委員会で海江田氏はこのように答弁しながら号泣してしまったそうで…

  • もう一歩前へ 震災復興はMOTの新たな挑戦

    「復興に関して、実に多くの提案を頂きます」「しかし、ほとんどの提案が復興のごく一部に関する部分提案なのです」「例えば、メーカーでしたら、太陽光パネルといった、そのメーカーが手掛ける製品の提案にすぎないのです」

  • アルキメデスの王冠とニュートンのリンゴ

    ~「コンセプトの時代」を切り開く創造性~

    技術開発のみならず、あらゆるビジネスの場面でいかにして創造性を発揮するかが重要になっています。グローバル化が進んだ現代では、人件費が安い中国やベトナム、インドに仕事が次々に移転され、日本で行う仕事には創造性を発揮した高い付加価値による差異化が必要とされています。こういった状況をダニエル・ピンクは著書…

  • ベンチャー企業が苦境に

    「持っている」ベンチャー企業を見抜きWin-Winの関係を構築する

    技術の進化のスピードが速い現代では、5年10年といった短いサイクルで、新しい産業が生まれ古い産業を置き換えていきます。大企業でも同じ事業を長い間継続することは難しく、常に自己否定と、新規事業の開拓が求められています。日本のように、技術の研究開発が大企業を中心に行われている国でも、新しい技術を武器に新…

  • デスバレー(死の谷)を乗り越えろ

    時代の転換点を察知し、味方につけるエンジニアの力

    福島の原発事故をきっかけに、ドイツ・スイス・イタリアなどでは原発の段階的な停止や原発の導入を見送る決定がされました。日本でも原発推進か、脱原発かの議論が活発に行われています。ソフトバンク社長の孫正義氏のように、原発を停止し自然エネルギーを用いた発電技術や、省電力技術に注力しよう、という脱原発派。原発…

  • 「再臨界の可能性はゼロではないと言ったのは、事実上ゼロだという意味」はどういう意味?

    エンジニアの技術を伝えるコミュニケーション能力

    「再臨界の可能性はゼロではない」「『再臨界の可能性はゼロではない』と言ったのは、事実上ゼロだという意味」とはいったいどういう意味でしょうか?

  • 「創業したエンジニアは、金を与えて追い出せ」という投資家の心理

    投資家・経営者のロジックを理解することがMOT

    私は2001年にMBAを取得するため、スタンフォード大学のビジネススクールに留学しました。シリコンバレーのこのMBAプログラムでは起業家の育成が重要視され、「New Venture Formation(ベンチャー企業の創造)」という人気講義がありました。最初の講義のテーマが何と、「How to fi…

  • 一匹狼より、チームで狩りをして獲物をゲット

    「垂直統合型」「水平分業型」から「水平統合型」の戦略へ

     企業の経営戦略には大きく分けて、あるサービスを市場に提供するため様々な事業を自社内で抱える「垂直統合型」と、得意な一部分のみに特化して事業を行う「水平分業型」があるといわれています。そしてグローバル競争を勝ち抜くために、電機業界は「垂直統合型」から「水平分業型」にシフトしていると言われます。これは…

  • 一番じゃなきゃダメなんです

    グローバル競争下での産業戦略

    東日本大震災の影響により、これまで気づかなかった日本の良いところ悪いところがあぶり出されてきた感があります。日本の良さとして、電機や自動車など世界の中でも競争力のある産業が明確になりました。今までのように原子力発電に電力供給を頼れなくなる今後は、個人も企業も省電力型のライフスタイルや産業構造への転換…

  • 「想定外」を想定する?!

    正規分布によるリスク分析の限界

    東日本大震災では「想定外」という言葉が取りざたされています。原子力発電所、防波堤を設計する際に、地震や津波など自然災害のリスク要因をどのレベルまで考慮すべきだったのか。リスクをどう考えるかというのは、エンジニアの皆さんが日頃の製品設計でいつも頭を悩ませている問題でしょう。

  • こんなこと無理かな?

    東北地方の復興案 エンジニアのつくるビジネスプラン

    東日本大震災から一カ月以上が経ちますが、被災地のみならず首都圏でも未だに落ち着かない毎日が続いています。しかし、そろそろ5年後、10年後、20年後を見据えて、復興計画を作る時期になりました。現在は、電気・水道・ガスといったライフラインの復旧や仮設住宅の建設など生活基盤の復旧が行われていますが、復旧の…

  • 緊急事態!あなたはどうする?

    危機のリーダーシップ~決断・行動・情報開示・説明責任~

    危機に際してリーダーがどのように行動するべきか。不確かな情報しかない混乱の中、誰も正解が分からない状況で、迅速に決断する。決断を直ちに実行に移す。顧客・社員・株主・国民など関係する人たちに情報を開示して説明責任を果たす。

  • 少し元気をなくしているエンジニアのみなさんへ

    日本のブランド価値の危機を迎えて

    東日本大震災から三週間が経ちました。被災状況の全貌は未だ明らかになっておらず、福島の原発事故は終息に向かう様子が見られません。震災の影響、特に原発事故の動向は世界的にも注目されており、福島、東京、日本のイメージに大きな影響を与えています。

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