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技術経営戦略考

日経テクノロジーオンライン

目次

  • 中国では、公文書より面子がモノをいう

    中国では「売掛金が回収できない」「すぐに会社をやめてしまう信用ならない担当者が多い」といった話をよく聞く。一方で、長年、契約書もなく口約束で多額の重要取引を問題なく成功させているケースもある。この違いはどこからくるのだろうか。

  • 中国ビジネスは、この一言でダメになる

    中国でビジネスをする際、日本では当たり前の営業トークなのだが、言うとうまくいかなくなる一言というのがあるようだ。これは私が体験した実話で、その場合、それは「どのような製品にいたしましょうか、お客様の好みや状況はどのようなものですか」というものだった。

  • 日本流の資料が中国で嫌われるワケ

    先日、久しぶりに深センにある清華大学研究科のMBAで講義をした。私の担当テーマはCPOで、授業は7時間も続く。こうした講義を行って思うことがある。それは、中国の学生と日本の学生の違いについてだ。日本でも、東京大学や早稲田大学で10年以上教鞭をとってきたので、どうしてもその違いについて考えてしまう。

  • 売れているのに儲からない中国的事情

    かつて、中国企業の事業を買収した担当役員の失敗談である。買収先は、中国の優良企業の事業部門で買収時の業績は良好であった。扱っている製品は外国から仕入れたコンピューターソフトウエアで、中国市場における独占販売権も持ち代理店政策でも成功し中国全土への展開も図っていた。

  • 未来予測(その3)「エレクトロニクス産業はこう変わる」

    液晶パネルと半導体は代表的な最先端製品であり、かつてこの分野で日本メーカーは世界をリードしてきた。それを可能にしたのは、「安くて優秀な」労働力と圧倒的な資金力だった。だが、それは過去の話。いまでは韓国、台湾、中国などの企業に市場を奪われ、かつての面影はない。韓国のサムスン電子のフリーキャッシュフロー…

  • 世界最大の偽物市場から学ぶべきこと

    先週、世界最大といわれる深センの携帯電話街「華強北路」に行ってみた。あるわあるわ、見渡す限り携帯電話や家電の店舗が軒を連ねており、平日の夕方にも関わらず人でごった返している。

  • 未来予測(その2)「自動車産業はこう変わる」≪訂正あり≫

    2009年、中国が「新車販売台数」で世界一になったことが大きなニュースとして報じられた。米国が金融危機の影響で1000万台を割り込む一方、中国は1300万台を超えたのである。それでも現状では中国の自動車普及率は、先進国に比べれば非常に低い。経済成長とともに、これからも販売台数は伸び続けるだろう。成長…

  • 未来予測(その1)「エネルギー産業はこう変わる」

    これからエネルギー、石油を含む天然資源、食料など、あらゆるものが足りなくなっていく。その大きな引き金となるのは、中国とインドでの人口増加。この2カ国だけで、25億人を抱えている。そこに、「新興国の経済発展」という要素が加わり、問題はさらに深刻なものとなるだろう。

  • 震災が「未来」を「今」に引き寄せる

    東日本大震災は、人々に「平和や安定」が決して当たり前ではないことを強烈に知らしめた。首都圏は、東北地方に比べれば、はるかに小さな被害しか直接的には受けなかった。それでも、都心は帰宅難民で溢れかえり、翌日から食料品などの生活必需品が店の棚からなくなり、水道水からは放射性物質が検出され、自治体がミネラル…

  • 震災と新幹線事故が中国の日本観を変える

    まさにそのニュースは、私が北京に滞在している間に飛び込んできた。7月23日、浙江省温州方面行き中国新幹線が衝突、脱線した。今から3カ月前、私が温州から上海虹橋駅まで乗車したまさに同じ路線。4時間半の乗車でみたあの時の車窓を思い出し、複雑な心境になる。先週、北京と上海の新幹線が開通し、さらに中国が新幹…

  • スマートグリッド展に行きました

    今、東日本大震災からの復興策の一つとしてスマートグリッドを導入しようと活動をしています。いくつかの超党派の議連(議員連盟)でスマートグリッドの導入の提言を行うとともに、経済産業省、総務省、国土交通省など分散エネルギーやスマートグリッドに関係する省庁との議論を行っています。

  • ビジネス創造で乗り越えるべき「5つのカベ」を考える(後編)

    前編ではビジネス創造で乗り越えるべき「5つのカベ」の中で、私たちにまだ馴染みがある「コツコツ力のカベ」、「マッチングのカベ」、「認知のカベ」について述べてきました。馴染みがあるといっても、ここでも大企業病のような問題が多々起こりえます。

  • ビジネス創造で乗り越えるべき「5つのカベ」を考える(前編)

    魚雷を放たれた船上の乗客は、今自分の身に起こっている命にかかわる大きなリスクを認知していません。少なくとも狙われた船上の人びとにとって、自分たちに向かっている魚雷に気づかない限り、そこにはリスクは存在していないのと同じなのです。そして自分たちに向かう魚雷を見て初めて、彼らにとってのリスクがそこに存在…

  • 半端な投資優遇策では企業は被災地に投資はしない――製紙工場を視察して

    前回のコラムでも述べたが、私は大地震から二週間後、瓦礫撤去のボランティアとして(政治家と名乗らずに)宮城県に入った。現地は主要道路の瓦礫をやっと撤去したばかりだった。港の近くにある製紙工場を見たが、想像以上の被害だった。工場の壁は壊れ、生産された紙が港のあちらこちらに散らばっていた。

  • 震災復旧を超えたコンビナートの「新生」

    最先端化・超省エネ化を実現

    震災後すぐに化学業界の方から話を聴いた。いくつかのコンビナートに大きな被害が出ている、国の支援がなければ早急な工場再開は難しいとのことだった。化学産業は、自動車や電子機器だけでなく、災害復興に必要な医療や上水道等のライフライン構築にも必要なサプライチェーンの要であり、影響が大きい。

  • 半導体産業の早期復興が急務

    ─東日本大震災からの経済復興─

    日本の半導体工場は、メモリを生産する工場と、マイコン(マイクロ・コントローラ)を生産する工場に大別される。このうちマイコン工場は東日本に立地しているところが多く、今回の震災により直接被害を受けたところが多い。

  • 緊急提言:「日本の再建に向けて」

    今回の大地震と大津波は、人知をはるかに超えたものであり、それらによる被害の爪痕の映像をみるにつけ、大きなショックを隠しきれない。また、福島第一原子力発電所事故について、工学者として深く心を痛めている。未曾有の状況の中で、被災者の救助、生活支援、事故への対応、広報等に日夜、取り組まれている方々に対し深…

  • 新日鉄と住友金属の合併は日本の競争力強化の試金石

    節分の日である2月3日夕刻、ニュースをパソコンで見ていてびっくりした。「新日鉄・住金 合併へ」と出ているではないか。そして、多くの記事には、巨大鉄鋼メーカー「アルセロール・ミタルの買収」への対抗か? と書かれていた。実際に2006年6月に世界最大手の鉄鋼メーカーであるミタル・スチールが第2位のアルセ…

  • 戦略には目標が必要!一人当たり国内総生産5万ドルを目指すべき

     新成長戦略は、今までの経済成長戦略よりまとまっており、また、菅総理が戦略担当大臣時代に作成したものであるため、菅総理の指導により実行に向けて動いているが、世間からはあまり注目を集めていない。

  • わが国の経済成長は「イノベーション&グローバリゼーション」が支える(その2)

    そのためにも「規制創出」が必要

     前回に「サービス産業分野(介護・医療・教育分野)及びエネルギー環境分野(太陽光発電、風力発電、電気自動車など)における規制見直し(制度創造)による新しいビジネスチャンスの創出」ということを提言したが、具体的な『制度創造』を示してみたい。

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