趣味5割,家族サービス3割,とにかく休息1割

 自由記入欄には723件もの様々な回答をいただきました。大きく分類すると,「趣味を楽しむ」とする回答が全体の約5割を占めました。次に多かったのが「家族サービス」に関する回答で,全体の約3割を占めています。3番目に多かったのは,「とにかく休む」という回答で,全体の約1割でした注)。趣味を楽しんだり,家族と過ごしたりして,リフレッシュを図っている技術者が多いようです。

注)複数の過ごし方を併記する回答もありましたが,ここでは全体的な傾向を分かりやすく捉えるために,最初に書かれた回答を基に分類しました。

 全体の約半数を占めた「趣味を楽しむ」という回答について,もっと具体的に見てみましょう。

 最も多かったのが,「スポーツを楽しむ」という回答でした。回答者が挙げた趣味のうち,約3割がスポーツでした。スポーツの種類を挙げた回答で最も多かったのはゴルフです。ゴルフは社会人の代表的なスポーツの一つですが,技術者も楽しんでいる人は多いようです。2番目に多かったのはテニスでした。このほかでは,ジョギングやランニング,自動車やツーリングなどの回答が多く目につきました。また,「フィットネス・クラブやスポーツ・ジムで体を動かす」という回答も,かなりありました。

 スポーツに次いで多くの回答者が趣味として挙げたのは,旅行やドライブ,読書でした。このほかでは,「音楽活動」,「テレビや映画の鑑賞」,「インターネット」といった回答が比較的多くありました。

 技術者らしさを感じたのは,ガーデニングや日曜大工,パソコンいじりや自動車整備といった回答です。自分で手を動かして“ものづくり”をすることを,趣味としても楽しんでいる様子が目に浮かびます。

 次は,全体の約3割を占めた「家族サービス」について,詳しく見てみましょう。回答を見ていて目についたのが,「子供と遊ぶ」「子育て」など,「子供」を明確に記述したものが多いことでした。オフの過ごし方として家族サービスを挙げた回答のうち,約3分の1がこのような回答でした。子供が生まれると,オフも子供が中心になることが多いようです。

 最後に,「趣味」「家族サービス」「とにかく休息」以外の回答について,見てみましょう。この中で比較的多かったのは,勉強や英会話といった,自己啓発関連の回答でした。特に若いときに,仕事とは別の観点からスキルを磨くことは重要です。実際,自分の実力を高めることにオフの時間を使っている技術者もいることが分かります。また,ボランティアや社会貢献という回答も目につきました。

 中には,「自分の仕事」「持ち帰りの仕事」「(仕事を)四六時中意識しなければダメ」といった回答もありました。ただ,全体的に見ると,「できる限り仕事とは無関係なことをする」「仕事と関係ない世界を幅広く知る」「オフを明確に意識しないとオンのアクセルが弱くなる」という回答が多く寄せられました。多くの技術者が,オンとオフを上手に切り替えることで,仕事を充実させたり,人間としての幅を広げようと努めていることが分かります。