Efficient Power Conversion(EPC)、48 V入力、12 V出力のGaNベースの安定化した電源開発基板を製品化、1立方インチ当たり1250 W以上で効率96%以上を実現

Efficient Power Conversionの5相開発基板EPC9130は、高速でスイッチングできるeGaN(r)パワー・トランジスタを使って実現された電力変換で超小型化と効率向上を実証します。

エフィシエント・パワー・コンバージョン社(EPC:Efficient Power Conversion Corporation、本社:カリフォルニア州エルセグンド)は2018年3月5日、48 V入力、12 V出力の完全に安定化された非絶縁型開発基板「EPC9130」を製品化しました。この開発基板は、1相当たりの出力電流が12 Aの5相構成で、最大出力電流は60 Aなので、出力電力は700 W以上が得られます。EPC9130は、1250 W /立方インチを超える極めて高い電力密度と96%以上の効率を実現しています。

開発基板EPC9130は5相構成で、各相には、シンガポールのuPI Semiconductor社のゲート・ドライバup1966Aを備え、100 VのeGaN FETであるEPC2045を2個使ってハーフブリッジ構成にしています。ゲート・ドライバへのPWM(パルス幅変調)信号は、基板に搭載した米マイクロチップ・テクノロジー社のマイクロコントローラdsPIC33によって供給されます。この基板には、量産時で1ワット当たり0.06米ドル未満のBOM(部品表)を使い、スイッチング特性を最適化するためのすべての重要な部品を最適にレイアウトしてあります。

新たに出現したコンピュータ用途では、はるかに小型化した上で、より大きな電力が必要になります。サーバー市場のニーズの拡大に加えて、最も挑戦的なアプリケーションには、マルチユーザーのゲーム・システム、自動運転車、人工知能(AI)、暗号通貨(仮想通貨)のマイニング(採掘)などがあります。EPC9130は、これらの要求が厳しいアプリケーションに必要な48 V入力、12 V出力のDC-DCコンバータを小型化しコストを削減すると同時に、電力密度を大幅に向上できます。

「このDC-DCシステムは、1250 W / 立方インチを上回る電力密度と96%以上の効率を実現しており、いずれもこの種の変換の最高記録です。このソリューションを本当に魅力的にしていることは、部品のコストが1ワット当たり0.06ドル以下であり、今日、生産されているシステムよりも大幅に安価なことです」とEPCのCEO(最高経営責任者)で共同創立者のAlex Lidow(アレックス・リドウ)は述べています。

EPC9130の設定手順、回路図、特性曲線、およびBOM(部品表)から成るクイック・スタート・ガイドは、オンラインで提供されています。

EPC9130の特性を説明するビデオを当社のウエブサイトに用意しました。

米国での参考価格と購入方法
開発基板EPC9130の単価は468.00米ドルで、米Digi-Key社のウエブサイト(https://www.digikey.jp/ja/supplier-centers/e/epc?WT.z_cid=sp_917_supplier)で購入でき、即座に出荷されます。

EPCについて
EPCは、エンハンスメント・モード窒化ガリウムに基づいたパワー・マネージメント(電源管理)・デバイスのリーダーです。EPCは、最高のシリコン・パワーMOSFETよりも何倍も優れたデバイス特性を備えたエンハンスメント・モード窒化ガリウム・オン・シリコン(eGaN)FETを初めて製品化しました。DC-DCコンバータ、 ワイヤレス・パワー伝送、 包絡線追跡、RF伝送、パワー・インバータ、リモート・センシング技術(LiDAR)、 D級オーディオ・アンプ などの用途で、パワーMOSFETを置き換えられます。ウエブサイトは、http://epc-co.com/epc/jp/です。

eGaNは、Efficient Power Conversion Corporation, Inc.の登録商標です。

報道関係の問い合わせ先
Efficient Power Conversion Corporation: Winnie Wong (winnie.wong@epc-co.com)

高電力密度、高効率の電源開発基板