先月末と今月初め、二つの展示会に出展しました。
後者の国際画像機器展でお聞きした事や感じた事のTOPに「流行」の域を超えるほど、AI(特にディープラーニング)が定着してきたと思います。

 この展示会は、主に「検査装置」など、FA分野の画像処理が中心に出展されるので、他の分野の展示会に比べれば「ディープラーニング」を出展されていた会社様が初めて出たのは遅めだったと思います。
 初年度は、ディープラーニングのコア部(識別機や、学習機)を輸入販売されている会社様が2~3社の展示でした。
 今回の各社様展示で感じたのは、実際に判定部分にディープラーニングをもちいたデモだけでなく、判定を学習させるデータを、現実的に少なく(説明員の方のお話では、二桁のサンプルで学習させデモしていると)検査を行ってきました。

 ここまでの改良には、相当なご苦労があったと思います。罪としては、「これだけ流行っているのに、何故自社では使わないのか?」と言う方針を打ち出させてしまうお客様の声を聞いて何度か、課題についてご紹介してきました。
 功の部分が、上の課題を大きく上回ってきていると感じたのは、「流行」のお陰でそれらを専門とする基本理論の方々から、理論を応用する方々まで幅広い技術者、研究者が(予算も含め)とても沢山の方に増えた事です。
 先の学習サンプル数の減少についても、あくまで使用者にとって入力するサンプルが減ったのですが、これが「検査系画像処理」に応用するにはとても重要な事です。
 一つの入力画像から、沢山の類似画像を作る技術の進歩や重複画像の削減などが自動的に行える技術革新の成果なのですが、膨大な辞書作成データを用意できる方だけが、使えた技術の裾野が広がった事は、とても歓迎すべき事だと思いました。
 お陰様で、理論の深堀を専門にされる方々とのご縁もできて、その方達が(本来の能力通り)高く評価されるようになった事で、画像処理に応用する我々も、本気で取り込めるようになりました。

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【会社概要】(WEBからは「画像処理 開発」で検索)

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「部品」としての「画像処理」技術を追求し、提供する会社です。
単にソフト開発とハード開発を行うだけではなく、
それらの手段を駆使して「KITの画像処理」という価値を生み出し、
色々な応用分野で独創的な製品を世に出すお手伝いをしています。

 価値の高い画像処理技術を生み出すためには、
同じ会社内に、アルゴリズム開発、ソフト開発、ハード開発を
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この共通テーマに向けて全員で知恵を絞って23年間チャレンジ
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