~物体認識・識別および空間・経路探索の協調処理の実現に向けたUltraZ ADのハードウェア構成や安全設計などのコンセプトに合致する、イーソルのヘテロジニアスコンピューティング向けRTOSを提供~

ヘテロジニアスマルチコアプロセッサ構成のザイリンクス社製Zynq UltraScale+ MPSoC(以下MPSoC)が2チップ搭載された、高度自動運転開発ボード「UltraZ AD」(販売元:アヴネット株式会社)のエコシステムパートナーに、リアルタイムOSベンダとしてイーソルが選ばれました。シングルコアからヘテロジニアスなマルチ・メニーコアプロセッサをサポートするPOSIX仕様準拠リアルタイムOS「eMCOS POSIX」を中核とするリアルタイムOSベースプラットフォームを提供します。機械学習ベースの画像認識アルゴリズムを組込み機器で容易に活用できる環境として提供されるザイリンクス社製「reVISIONスタック」や、オープンソースのROSが提供する豊富な機能の両方をサポートする商用リアルタイムOSであるeMCOS POSIXにより、信頼性の高い自動運転/自律制御システムの効率的な開発が可能になります。

UltraZ ADは、自動運転/自律制御向け組込み製品をターゲットとするディープラーニング開発ボードです。ザイリンクス社が開発する次世代ADASやインダストリアルIoT向けヘテロジニアスマルチコアプロセッサを搭載するMPSoCがUltraZ ADに2チップ搭載されています。それぞれ以下の役割と特長を持っています。

◆ MPSoC #1
センサリングやセンサフュージョン、クラシフィケーションなどの物体認識・識別を担います。OpenVXやOpenCV、Caffe、SSD、YOLOをはじめとする各種CNNをサポートした、ザイリンクス社製ビジョンガイド機械学習システム向けフレームワークのreVISIONスタックを利用できます。
◆ MPSoC #2
空間・経路探索(セグメンテーションおよびSLAM)を担います。MPSoC #2上で動作するROS/ROS 2の豊富なパッケージを利用できます。

これらの機能を活用しeMCOS POSIXと組み合わせることで、高い信頼性・リアルタイム性を確保しながら効率的に自動運転/自律制御システムを開発できます。

eMCOS POSIXは、すべての各コアにマイクロカーネルが配置される「分散型マイクロカーネルアーキテクチャ」を採用しています。ヘテロジニアス/ホモジニアスなマルチ・メニーコアおよびマルチチップにも対応するスケーラビリティにより、MPSoCに搭載されたArm Cortex-A53クアッドコアプロセッサのコア間通信や、UltraZ AD上の2つのMPSoCにおけるSoC間通信、さらに2つのMPSoC上で動作するアプリケーションを、1チップのユニプロセッサ上でスレッド間通信を実現するかのごとく、シンプルかつ簡単に開発および実装できます。また独自の高速なメッセージパッシングにより、プロトコルスタックやハイパーバイザを使わずに、SoC間の高速な連携を実現します。

<補足資料>
▽ eMCOS詳細:
https://www.esol.co.jp/embedded/emcos.html
▽ イーソル ホームページ:https://www.esol.co.jp/

*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

【製品に関するお問い合わせ先】
イーソル株式会社 エンベデッドプロダクツ事業部
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