STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、プログラム可能な電源ブレーカICであるSTPW12を発表しました。同製品は、異常な負荷を12Vバスから迅速かつ安全に遮断することで、利便性に優れた高集積ソリューションを実現します。

低抵抗(50mΩ)の電源スイッチと負荷電力を検出する高精度な回路を搭載したSTPW12は、電源レールと負荷回路の間に挿入して使用します。ユーザが設定した限界値を超えるとスイッチがオフになり、専用のモニタ / 異常ピンの信号がホスト・システムに送信されます。通常動作時には、この出力信号は負荷電力に比例するアナログ電圧を表すため、継続的なモニタリングが可能です。

STPW12は、遅延時間が調整できる自動リスタート機能を内蔵するほか、プログラム可能なPWMマスキング時間によって突入電流による保護機能のトリガを防ぐことができるため、安全設計や、異常動作に関するUL 60730などの規格への準拠も簡略化できます。この高集積ソリューションは、ディスクリート部品や、電流検出アンプやホットスワップ・コントローラ、MOSFETスイッチといったICを組み合わせた回路を完全に置き換えることができます。そのため、保護が必要な各負荷回路における精度向上と、基板面積および部材コストの削減が可能です。

電力の閾値とマスキング時間は、抵抗器を使用することで簡単にプログラム可能です。自動再試行の遅延時間は、外付けのキャパシタで設定します。これらに加え、入力キャパシタおよび出力キャパシタが、回路の外付け部品として必要です。

同製品は、プログラム可能なマスキング時間を備えたダイレクトPWMモードで負荷電力を変調できるため、外部信号で内部電源スイッチの制御が可能です。

そのほか、減電圧ロックアウト(UVLO)、サーマル・シャットダウン、短絡電流制限を含む包括的な保護機能を備えています。

STPW12は現在量産中で、Power SO-8パッケージで提供されます。単価は、1000個購入時に約0.95ドルです。

詳細については、www.st.com/ stpw12-prをご覧ください

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