技術の祭典 テクノロジーNEXT 2019

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Techとの新結合で急拡大する快眠イノベーション市場 睡眠の計測・解析が新たなマネタイズの手段に

すでに国内で1兆円超えの巨大マーケットとなっている快眠市場がテクノロジー(SleepTech)と結びつくことで急加速している。海外に目を向けるとCESでは数年前からNational Sleep Foundationが協賛して大きく構え、Philipsは「SmartSleep」のグローバル展開を図る。睡眠を科学的に計測し、生活の質の向上に生かす「Sleeptech」。背景にあるのは、脳波や超音波、振動などを計測するセンサーの発達、スマートフォンの普及、大量データの解析技術の発達だ。日本国内の睡眠障害による経済損失、いわゆる「睡眠負債」は15兆円とも言われ、厚生労働省も国民の健康指針を策定して対策に取り組む。睡眠の質を向上させることにより、仕事のパフォーマンス向上、心身の健康維持、メンタル不調削減などのビジネス拡大が期待され、計測・解析による快眠イノベーションが新たなマネタイズの手段になる。①センシング、②分析、③活用(介入)の具体的な事例紹介を含め、最前線を紹介する。

開催概要

開催日時 2019年5月28日(火) 10:00~16:50(開場 9:30予定)
会 場 ホテル雅叙園東京(東京・目黒)
東京都目黒区下目黒1-8-1 MAP ↗

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プログラム

睡眠イノベーションとグローバルトレンド

テクノロジーの進化によって、眠りの制御が可能な時代になりつつあります。フィリップスは長年、睡眠に着目し、医療向け、そして民生向けにさまざまな商品・サービスを提供してきました。本講演では、世界での医療関係者、消費者のニーズと、睡眠イノベーションの変遷を紐解きながら、なぜ今、睡眠分野に注目が集まっているのか、消費者は何を求め、業界がどのように動いているのかを健康な生活から、予防、診断、治療、ホームケアまで一連のヘルスケア・プロセスを通じて先駆的に睡眠テクノロジーに取り組む企業の視点で解説します。

  • 安部 美佐子氏

    フィリップス・ジャパン
    スリープ&レスピラトリーケア事業部 事業部長

    安部 美佐子氏

【解説】
睡眠覚醒の謎に挑む ~睡眠科学の社会実装に向けて

我々は人生の1/3を睡眠に費やす。健やかな睡眠は心身の健康維持に必須である。しかし睡眠の機能と制御機構は現代神経科学最大のブラックボックスであり、そもそも「なぜ眠らなければいけないのか?」「『眠気』の実体とは何か?」といった単純な疑問が未だに解明されていない。

本講演では、睡眠覚醒の根本的メカニズムに挑む最先端の基礎研究について紹介し、科学的知見の社会実装に向けた試みについて展望する。

  • 柳沢 正史 氏

    筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構
    機構長

    柳沢 正史 氏

    1960年東京生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。テキサス大学サウスウェスタン医学センター教授とハワードヒューズ医学研究所研究員を2014年まで24年にわたって併任。2010年に内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRST)に採択されたことを受けて、筑波大学に研究室を開設。2012年より文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長・教授、現在に至る。米国科学アカデミー正会員(2003年)。朝日賞(2018年)、慶應医学賞(2018年)など受賞多数。

【ユーザーセッション】
組織として取り組むスリープテック

最近になって、組織として社員の睡眠改善に取り組む例が増えてきた。本セッションでは、企業として睡眠改善に取り組んでいる企業が登壇し、各社における睡眠の重要性と職場の課題、睡眠改善プログラムを通じた効果や気づきを共有する。

  • 小林 孝徳 氏

    ニューロスペース
    代表取締役社長

    小林 孝徳 氏

    受験生から社会人時代まで自身の睡眠障害の経験をきっかけに、この社会問題を解決すべく、2013年12月株式会社ニューロスペースを設立。

    睡眠の悩みを根本的に解決すべく、大学や医療機関と連携し 『法人向け 睡眠改善プログラム』を開発。

    これまで70社、のべ1万人以上の企業で働く多くの従業員の睡眠改善を実現。

  • 浅野 健一郎 氏

    フジクラ
    CHO(最高健康経営責任者)補佐

    浅野 健一郎 氏

  • 堀江 啓二 氏

    アビームコンサルティング
    執行役員プリンシパル P&T Digital ビジネスユニット IESセクター長 ウェルビーイング推進担当

    堀江 啓二 氏

  • 西村 忠興 氏

    NTTデータ
    第二公共事業本部 第四公共事業部長

    西村 忠興 氏

    1993年NTTデータ入社。入社以来、主に官公庁向けの大規模システム開発に携わる。

    2018年より現職につき、IT業界の慢性的な労働力不足、ブラックなイメージを打破すべく、生産性向上などの働き方改革に取り組む。

    今年度より、集中力のマネジメントをテーマにニューロスペース社と共に睡眠改善を実施中。

【ハイエンドソリューションピッチ】
ブルーオーシャン、“眠り市場”を狙え

生産活動を行わない睡眠時間は、これまでほとんど手がついてこなかった。最新科学によって眠りと、覚醒時のパフォーマンスの相関が見えてくることで、眠りの質が価値を生む時代になろうとしている。この分野を狙ってビジネス化を狙う企業が登壇し、眠りのビジネス化にかける思いと、各社のソリューションを紹介する。

  • 吉田 政樹 氏

    スリープウェル
    代表取締役

    吉田 政樹 氏

    神戸大学工学研究科機械工学専攻終了(修士・工学) NTTデータ、日系コンサルティング、大阪市都市型産業振興センター(産学連携コーディネーター)、大阪バイオサイエンス研究所(プロジェクトリーダー)を経て、2010年スリープウェルを設立。現在に至る。

  • 上野 太郎 氏

    サスメド
    代表取締役

    上野 太郎 氏

    東北大学医学部卒業。熊本大学大学院医学教育部にて博士号取得。睡眠医療に従事するとともに、日本学術振興会の特別研究員、公益財団法人東京都医学総合研究所の主席研究員として睡眠の基礎研究と臨床を実施。15年7月から現職。

    専門分野は睡眠学、分子生物学、デジタル医療。臨床医として睡眠専門外来診療も継続。

    日本睡眠学会評議員を務める。井上研究奨励賞など受賞。

  • 木暮 貴政 氏

    パラマウントベッド
    パラマウントベッド睡眠研究所 所長

    木暮 貴政 氏

    博士(医学)。東京大学工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、パラマウントベッドに入社。寝具が睡眠に及ぼす影響を研究し、寝返りしやすさと寝つきの姿勢での寝心地の良さが睡眠に影響を及ぼすことなどを明らかにし、非装着型睡眠計「眠りSCAN(スキャン)」を開発、普及活動のほか、眠りSCANを用いた臨床研究、睡眠改善技術の開発などに従事。

    寝具と睡眠、介護と睡眠、簡易睡眠計測が専門。

  • 橋口 寛 氏

    ユーフォリア
    代表取締役CEO

    橋口 寛 氏

    米ダートマス大経営大学院修了(MBA)。慶應義塾大学大学院SDM研究科講師。アクセンチュア戦略グループ等を経て現職。株式会社ユーフォリアでは、スポーツ選手のコンディション管理システム「ONE TAP SPORTS」を、ラグビー等多くの日本代表や、プロ野球・Jリーグをはじめとする多くのチームに展開している。

  • 野々村 琢人 氏

    西川
    日本睡眠科学研究所 所長

    野々村 琢人 氏

    東芝にてITインフラやデジタルビジネスのシステム企画・開発・事業推進に従事。その後、ソフトウェア工学(要求工学、統計的品質管理、因果推論他)を研究。西川にて日本睡眠科学研究所長 兼 研究開発室長として、睡眠科学寝具および寝床内気象の研究を推進し、現在、睡眠分野のIoT化も目指す。

    技術士(情報工学/総合技術監理)、理学修士。

  • 髙岡 二郎 氏

    ネスレ日本
    飲料事業本部

    髙岡 二郎 氏

    2008年、ネスレ日本株式会社入社、マーケティング情報部へ配属。2014年に飲料事業本部へ異動。コーヒーの飲み分けを通じて新しい睡眠スタイルを提案する体験型カフェ「ネスカフェ 睡眠カフェ」を企画・立案し、2017年に期間限定で原宿にオープン。2019年4月には品川区・大井町に「ネスカフェ 睡眠カフェ」の常時営業店舗をオープン。

【業界動向解説】
業界地図で見る、ヘルスケアとスリープテック

異業種の参入やスタートアップの台頭、業際領域ビジネスの勃興など、過渡期にあるヘルスケア業界の全体動向、その中での「睡眠×テクノロジー(スリープテック)」の位置付けについて、カオスマップ(業界地図)や表などを用いて整理する。

  • 日経BP総研 上席研究員
    Beyond Health編集長

    小谷 卓也

  • 日経クロステック
    記者

    宇野 麻由子

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