自動車に数多くの半導体デバイスが搭載されるようになり、EMC性能の確保は難しくなるばかりです。また、自動運転やセンサー技術の進化により、より高速なインターフェースを用いた通信が必要となっています。

本講座は3回コースで、シグナルインテグリティー(SI)、パワーインテグリティー(PI)、およびこれら2つの要素を複合的に組み合わせたEMCの技術と実践での対策技術を組み合わせて体系的に学べるコースとなっていますが、単独で特定のテーマだけを受講することもできます。

第二回目は、第一回に習うシグナルインテグリティーだけでなく、EMCにも大きな影響を及ぼす電源の安定動作および低ノイズ化のためのパワーインテグリティー技術を習得すると共に、シグナルインテグリティーとパワーインテグリティーの技術に基づくEMCの原因とその対策について丁寧に説明し、これまでは専任のエンジニアによって対応していたシグナルインテグリティーとパワーインテグリティー、EMCの3つの技術をトータルで学ぶことで幅広い視野を持った低ノイズ設計技術の習得を目指します。

受講効果

  • パワーインテグリティーを理解する上で必要不可欠な基礎技術を理解します。
  • 基礎技術を応用した電源の低ノイズ対策方法を学びます。
  • 第一回で習得したシグナルインテグリティー、第二回で習得するパワーインテグリティー技術をベースにしたEMC技術とその対策方法について学びます。

講師紹介

河村 隆二 氏 (かわむら りゅうじ)

イノテック株式会社
設計解析ソリューション部 部長

河村 隆二 氏

 大手メーカーにてシグナルインテグリティーの解析エンジニアとして従事した後、2005年にギガヘルツテクノロジー株式会社を設立。SI/PI/EMC関連のノイズの問題解決の支援やノイズ設計のフロー構築などのコンサルティング業務において、15年の経験および累計200件以上の対応実績を持つ。

 また、大手EMC設計ツールに採用実績もある高速回路シミュレーターの開発や独自の設計フローを取り入れた電源設計支援ツール「PDNPlanner」などのツール開発も手掛ける。

 現在は、ギガヘルツテクノロジー株式会社がイノテックに統合され、設計解析ソリューション部に所属、これまでのノイズ解析ソリューションに加え、組み込み設計などで使われるモデルベースデザイン関連の新規ビジネスを行う。

概要

日時: 2018年5月24日(木)10:00~17:00(開場09:30予定)
会場: エッサム神田ホール1号館 3階301(東京・神田)
主催: 日経エレクトロニクス

受講料(税込み)

  • 一般価格:49,800円
  • 読者・会員価格:43,200円
  • ※お得な複数名同時申込もできます。詳細は青いお申し込みボタンをクリック
■読者・会員価格
「読者・会員価格」は、日経エレクトロニクス、日経ものづくり、日経Automotive各誌の定期購読者の方(日経 xTECHとのセットを含む)あるいは、旧・日経テクノロジーオンライン年払い有料会員(675から始まる読者番号)が対象です。なお、対象が変更となる場合があります。
■複数名同時申込価格
開催日の3日前(土日・祝日がある場合はその前日)に受付を終了させていただきます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

10:00 - 17:00

1.パワーインテグリティーの基礎技術

パワーインテグリティーの技術を理解する上で必要不可欠な基礎技術を学びます。

・PIの基礎となるコンデンサーの基本特性
・PDN(Power Distribution Network)に関して
 インプットインピーダンス
 トランスファーインピーダンス
 ターゲットインピーダンス
・インピーダンスと過渡応答の関係性
・ノイズの原因となる反共振とその抑制方法

2.パワーインテグリティーの応用技術

基礎技術を応用し電源の低ノイズ対策方法を学びます。

・対策部品とその評価について
・プレーン共振現象
・IRドロップとその抑制方法について
・パワーインテグリティー解析技術を用いた電源設計
・レギュレータとその対策について
・電源シーケンス制御と突入電流対策
・LSI/パッケージ/PCBの相互作用について
・電源ノイズの信号波形への影響度(同時スイッチングノイズ)

3.EMCの基礎技術

EMCはシグナルインテグリティー・パワーインテグリティーの両方の技術がベースとなって理解が深まります。
第一回で習得したシグナルインテグリティー、第二回で習得したパワーインテグリティー技術をベースにしたEMC技術とその対策方法について学びます。

・アンペール法則について
・コモンモードとディファレンシャルモード
・放射の原因となる擬似アンテナとその対策
・シグナルインテグリティーに関わる放射とその抑制方法
・パワーインテグリティーに関わる放射とその抑制方法
・パワーインテグリティー技術を用いたイミュニティ対策
・パワーインテグリティー技術を用いた静電気対策
・EMCルールチェックとその有効性

4.まとめ:SI/PI/EMCの相互の関係性について

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
■受講料のお支払い
≪1名でお申し込みの場合≫
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書を郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
クレジットカード支払いの方は、受講証はMyPageから印刷してご持参ください。
≪複数名同時申込の場合≫
お支払い方法が「請求書」の場合、お申込筆頭の方に、後日、筆頭の方の受講券と全員分の合算請求書を郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
クレジットカード支払いの場合、お申込筆頭の方はMyPageから受講証を印刷してご持参ください。
※支払方法にかかわらず、申込完了後にお申込筆頭者の方宛に、「登録完了メール」をお送りしますので、2人目以降の方はそちらを印刷してご持参ください。
 筆頭の方は、2人目以降の方に、「登録完了メール」の転送をお願いいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席など
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。講師等の急病、天災その他の不可抗力、その他やむを得ない事情により、中止する場合があります。この場合、受講料は返金いたします。
■最少開催人員
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。