NHKは2020年1月15日、放送を補完するサービスとして、1日約18時間と時間限定の形での常時同時配信サービスおよび見逃し配信サービスを2020年4月に開始すると発表した。サービス名称は「NHKプラス」。認証の仕組みを導入し、受信契約者と生計を同一にする家族は追加負担なしで利用できるようにする。

 同時配信を実施する時間は午前6時から午前0時まで。対象は、地上波の2波(総合テレビとEテレ(教育テレビ))の番組。当面は、南関東エリアで放送されている番組を全国に配信する。見逃し配信は、放送終了時刻から起算して7日間、実施する。見逃し配信は、1日24時間いつでも利用できる。

 利用申し込みがあると、受信契約と照合したうえでサービスを提供する。受信契約を確認できない場合は、画面上に受信契約を確認するための情報提供を求めるメッセージを表示する。

 受信料制度との整合性を確保するために認証を確実に実施することが必要なことから、試行的なサービスを2020年3月1日から1カ月間実施する。この間、同時配信は午前7時から17時間程度実施する。

 NHKプラスを利用するためには、(1)案内ページにアクセスするかアプリをダウンロードする、(2)申し込み画面から必要な情報を入力する。NHK側から受信契約の確認がとれると、契約住所にはがきが届くので、(3)はがきの案内に従って確認コードを入力することで、利用登録が完了する。一つの放送受信契約に対し発行できるIDの数は一つ。一つのIDで同時に5画面(ストリーム)まで視聴できる。

 なおNHKプラスにおける見逃し配信の開始にともない、NHKオンデマンド(NOD)は、現行の「見逃し見放題パック」「特選見放題パック」を合わせて、「まるごと見放題パック」に一本化する。