米Advanced Energyの子会社である米Artesyn Embedded Powerは、出力電力が1300Wと大きい1/4ブリックサイズの降圧型DC-DCコンバーターモジュール「BDQ1300シリーズ」を発売した(ニュースリリース)。絶縁型であり、入力と出力のグラウンドレベルを分離することが可能だ。外形寸法は58.4mm×36.8mm×14.0mmである(いわゆる1/4ブリックサイズ)。特徴は、最大出力電力が1300Wと大きいことに加えて、変換効率が97.5%(50%負荷時)と高いことである。

 入力電圧範囲は+40〜60Vで、出力電圧範囲は+8.85〜12.55V。最大出力電流は107Aである。例えば、+48Vの入力電圧を、+12Vの中間バス電圧に変換して、後段に接続した非絶縁の降圧型DC-DCコンバーター(POLコンバーター)に供給する用途などを想定する。具体的な応用先として、+48Vの電源バスを利用するデータセンター機器や、通信/ネットワーク機器などを挙げている。

出力電力が1300Wと大きい1/4ブリックの降圧型DC-DCコンバーター。Artesyn Embedded Powerの写真
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 絶縁耐圧は800VDC。負荷変動(ロードレギュレーション)特性は、120mV(最大値)。出力電圧のリップルは200mV。PMBusを搭載しているため、外付けマイコンなどによるデジタル制御や、出力電圧や出力電流のモニタリングなどが可能である。ヒカップ動作もしくは自動リスタートの過電圧/過電流保護機能や、自動リカバリーの過熱保護機能を用意した。動作温度範囲は−40〜+85℃。空冷で使用できる。すでに量産を始めている。価格は明らかにしてない。