ルクセンブルクに本社を置くSNS分析ツール開発のトークウオーカー(Talkwalker)は2019年11月29日、同日から日本市場に本格参入すると発表した。欧州を中心に2000社以上の顧客を持つSNS分析ツール「Talkwalker」を広告代理店やメーカーなどの日本企業に向けて販売する。

SNS分析ツール「Talkwalker」の画面。Twitterなどに投稿された動画の中に出てくる商品ロゴも分析対象にできる
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 TalkwalkerはTwitterやFacebook、Instagramなどの主要SNSや、Amazon.comやTripAdvisorなどの商品レビュー投稿のデータを収集し、分析する機能を持つ。日本語を含む187言語に対応。商品名などを指定すると、それに言及した投稿を抽出できる。画像・動画解析に強みがあり、画像の中に出てくる商品ロゴなども検索対象に含められる。

 検索した投稿の内容が商品に対してポジティブかネガティブかを分析・集計する機能もある。新商品を発売したり、キャンペーンを実施したりした時に、SNS上での反響を簡単に調べられる。料金は年額9600米ドルからで、アクセスする投稿の量によって価格が変動する。

アジア太平洋地域営業責任者のベン・スービー(Ben Soubies)氏
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 アジア太平洋地域営業責任者のベン・スービー(Ben Soubies)氏は「日本企業はSNSを駆使した新しいマーケティング技術に積極的で、ぜひとも参入したい市場だった。だが、我々のような海外企業が参入するには徹底的したローカライズが必要だった」と説明した。

 日本市場に参入するに当たってユーザーインターフェースを日本語化したほか、「5ちゃんねる」など日本の電子掲示板やニュースメディアのデータを収集する機能も追加した。英語やその他の欧州系言語とは大きく異なる言語構造に対応するために言語分析アルゴリズムも強化したという。