セールスフォースがiPhoneに本格対応、年次イベント「Dreamforce 2019」

2019/11/20 10:47
市嶋 洋平=シリコンバレー支局

 「エンタープライズ向けの機能をOSに取り込んできたが、その成果を本当に誇りに思う」。米アップル(Apple)のティム・クックCEO(最高経営責任者)は米国時間の2019年11月19日、米セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com)の年次イベント「Dreamforce 2019」に登壇しこう述べた。米サンフランシスコで11月19日から22日まで開催している。

米アップルのティム・クックCEOと米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ会長兼CEO(米サンフランシスコで開催中の「Dreamforce 2019」)
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 セールスフォースとアップルは2018年の年次イベントで提携。セールスフォースの主力であるCRM(顧客関係管理)アプリのiPhoneやiPadへの本格対応を進め、このほど正式に投入した。顔認証を利用したり、音声AIアシスタントのSiriを活用したりできる。アプリの開発キットの提供も始めた。

 19日午前の基調講演では、マーク・ベニオフ会長兼CEOが人工知能(AI)プラットフォームの「Einstein」を利用した、ビジネス部門におけるデータ活用を説明。音声AIアシスタントでCRMを操作したり、AIを活用したアプリを作成したりできる「Einstein Voice」を披露した。2020年に投入する見通しだ。2018年に買収したデータ連携サービスの米ミュールソフト(MuleSoft)については、Einsteinの機能を利用してコードを書かずにサービスやアプリ間のデータ連携が実現できるようにする計画を発表した。

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