NHKとシャープは共同で対角30インチの4K(3840×2160画素)フレキシブル有機EL(OLED)ディスプレーを開発したと発表した。プラスチックフィルム基板上にRGB(赤、緑、青)を塗り分ける方式を採用しており、各色に発光する素子を蒸着により高精度に形成する技術を開発することで実現した。白色発光材料を使う場合のようなRGBのカラーフィルターは不要で、光利用効率が高まるとする。こうした構成の有機ELディスプレーとしては世界最大とする。

NHKが発表したフレキシブル有機ELディスプレー
(写真:NHKのプレスリリース)
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 軽く、小さく丸められることが特徴とする。ディスプレーの重量は約100g、厚みは約0.5mmで、直径約4cmに丸めて収納できるとする。シャープは、床(台)に設置する箱形の筐体(きょうたい)に巻き取って収納できる方式の開発品を公表している。

シャープが発表したフレキシブル有機ELディスプレー
(写真:シャープのプレスリリース)
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