ソースネクストは2019年11月7日、都内で新製品発表会を開き、翻訳機の新モデル「POCKETALK(ポケトーク) S」を発表した(写真1)。「カメラ翻訳」や「会話レッスン」などの新機能を搭載し、12月6日に発売する。

写真1●ソースネクストが翻訳機の新モデル「ポケトーク S」を発表
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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累計50万台を出荷、2020年に100万台を目指す

 発表会には、ソースネクスト代表取締役社長の松田憲幸氏が登壇(写真2)。「『言葉の壁をなくす』というミッションの下、2018年9月にポケトークを発売した。当初は日本向けに作ったが、世界37カ国に展開しており、累計出荷台数は50万台を突破した」と振り返った。

写真2●ソースネクスト代表取締役社長の松田憲幸氏
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 国内の「音声翻訳機」市場でソースネクストのシェアは94.9%(2019年1~10月累計、BCN調べ)で、「残り5.1%に競合19社がいる」(松田氏)とした。ポケトーク購入者への調査では「海外で使えるグローバルSIM」や「翻訳精度」が決め手となっており、用途は海外旅行の次に「語学学習」が多いという。

 こうしたユーザーからの声を反映した新モデルとして、「ポケトーク S」を発表した。画面は2.4型から2.8型に拡大し、画面解像度は1.7倍に向上させつつ、薄型軽量化を実現した。性能も向上し、「一番感じるのが、速くなったところではないか。ボタンを押した瞬間から翻訳できる」(松田氏)とした。

 背面には新たにカメラを搭載(写真3)。55言語を自動認識する機能を備え、事前に言語を指定することなく翻訳できる(写真4)。

写真3●背面にはカメラを搭載
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写真4●言語を自動認識して翻訳できる
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 語学学習の需要に応え、「会話レッスン」機能を搭載した(写真5)。空港やホテルなどのシーンごとによく使われる会話を練習できる(写真6)。

写真5●会話レッスン機能
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写真6●空港やホテルなどのシーンを想定
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