Dynabookは2019年11月7日、dynabookシリーズの店頭向け秋冬モデルPC新製品を発表した(写真1)。dynabook T9/T8シリーズは12月中旬に、dynabook T5/T4シリーズは11月15日に発売する。

写真1●Dynabookが秋冬モデルPC新製品を発表
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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2020年は5Gや8Kの商品計画も

 IDC Japanの調査によればDynabookは2019年第3四半期(7〜9月)にビジネスポータブルPCでシェア2位になるなど、好成績を収めたという。一方2020年には、Windows 7からの移行需要や消費増税による駆け込み需要が落ち着き、反動が来るとの見方を示した。

 2020年のPC事業については「5Gや8Kなど、皆さんに驚いていただける新商品を計画している。シャープの傘下で新たな商流も生かしていく」(Dynabookの荻野孝広国内マーケティング本部副本部長)との方針を明らかにした。

 2019年の秋冬モデルとしては、個人向けスタンダードノートPCとなるdynabook T9/T8/T5/T4の4シリーズを発表した。動画を良い音で楽しめることや、家庭内で持ち運べるようバッテリー駆動時間、見やすく使いやすいキーボード、高い基本性能を追求したという(写真2)。

写真2●dynabook Tシリーズ新製品の特徴
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 dynabook T9/T8では、新たに16.1型のディスプレーを採用した(写真3)。狭額縁化により、15.6型と同じフットプリントに収めた。モバイルPCでは低反射のノングレア画面が多いことを踏まえ、蛍光灯などが反射しにくいノングレア画面とした(写真4) 。

写真3●16.1型のdynabook T9/T8(左)と、15.6型のdynabook T5(右)
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写真4●16.1型には低反射のノングレア画面を採用
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 オーディオ機能として、オンキヨーとの共同開発による「Dynamic Wide Sound」スピーカーをキーボード上部に配置。雑音を抑えたクリアな音を楽しめるという。

 バッテリー駆動時間は約9時間を実現し、30分の急速充電にも対応した。シャープ「AQUOS」と連携し、録画した番組を好きな場所で見られる「TVコネクトスイート」も搭載した。

 赤外線の顔認証機能には、dynabook Gシリーズで搭載した小型センサーを搭載。USB Type-CポートはUSB PD(Power Delivery)にも対応した。dynabook T9/T8ではSSDとHDDによるデュアルストレージを搭載し、高速起動を実現したという。

 価格はdynabook T9シリーズが21万円台半ば(税別、以下同じ)、T8シリーズが20万円前後、T5シリーズが16万円台半ば、T4シリーズが12万円台半ばとなっている(写真5)。

写真5●価格が16万円台半ばからのdynabook T5
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