米アップルは2019年11月6日、同社のハードウエアやアプリ、サービスを利用する人々の個人情報の取り扱いを説明する「プライバシー」ページを刷新した(アップルのプライバシーページ)。保護の仕組みを説明しつつ、分かりやすい表示構成で、詳細な説明を書いた「ホワイトペーパー」などの詳細資料も公開している。個人情報保護に対する姿勢をより明確にすることで、米グーグルや米フェイスブックなど広告事業を主軸にする企業などをけん制する動きと言える。

プライバシーに関するアップルのWebページをキャプチャーしたもの
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 年々、プライバシー保護に対する意識は高まっている。例えば、シリコンバレーなど米国西海岸の大手企業の新製品・新サービスの発表会では、報道機関から必ずと言っていいほど、ユーザーや顧客のデータ取り扱いに関する質問が出る。それだけに、プライバシー保護は企業にとって重要なテーマである。アップルにとっても同様で、同社は以前からユーザーのプライバシー保護の姿勢をアピールしている。例えば2019年1月の「CES」では、出展していないにもかかわらず、「What happens on your iPhone, stays on your iPhone.(あなたのiPhoneで起こったことは、あなたのiPhoneの中にだけ残る)」と記された大型広告を、会場のホテルの壁面に展開していた(関連記事)。同種の広告を、最近でも米国の街中で見かける。今回のプライバシーページの刷新は、そういった方策の一環と言える。

アップルがCES会場近くに掲示した広告(撮影:日経 xTECH)
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