米SIA(Semiconductor Industry Association)の発表によると(ニュースリリース)、2019年9月の半導体の世界売上高は355億7000万米ドル(約3兆8700億円)だった(3カ月の移動平均、以下同)。前月比で3.4%増加した(関連記事)。

単月の半導体の世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移
出所:SIAとWSTSのデータ
[画像のクリックで拡大表示]

 SIAは今回の発表で、前月(19年8月)および前年同月(18年9月)の数字を上方修正している。前回発表の前月の世界売上高は342億米ドルだったが、今回発表の数字は344億米ドルに上方修正された。上述の前月比の3.4%増は、修正後の344億米ドルと比べた数字である。また前年同月の数字は413億9000万米ドルから416億2000万米ドルに上方修正された。この修正された数字と19年9月の世界売上高の355億7000万米ドルを照らし合わせると、前年同月比は14.6%の減少となる。

 前年同月比は相変わらず2桁減であるものの、減少幅は3カ月連続して小さくなった。また、前月比は3カ月連続でプラスの数字で、しかも増加幅は大きくなっている。これらを見ると、回復基調が鮮明になったと言える。

 地域別の売上高も、世界売上高と同じような傾向にある。5地域のすべてで売上高は前年同月比がマイナスの状態が続いているものの、前月比がすべての地域でプラスの状態が2カ月連続している。19年9月の前年同月比の減少幅が最も大きな地域は米州で30.4%減。19年9月の前月比の増加幅が最も大きな地域も米州で4.3%増である。

世界および地域別の単月の半導体売上高(3カ月移動平均値)の推移
データ提供:SIAおよびWSTS、グラフ化:日経 xTECH
[画像のクリックで拡大表示]