NTTドコモが2019年10月29日に発表した2019年4~9月期連結決算(国際会計基準)は売上高が前年同期比2.5%減の2兆3300億円、営業利益が同11.5%減の5402億円と、減収減益だった。通信料金の値下げや端末販売数の減少などが影響した。

2019年4~9月期決算を発表するNTTドコモの吉沢和弘社長
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 主力の通信事業セグメントは売上高が前年同期比897億円減、営業利益が同788億円減だった。一方、コンテンツ配信や金融・決済、サポートなどで構成するスマートライフ領域は売上高が同325億円増、営業利益が85億円増と順調に伸びた。

 吉沢和弘社長は「第1四半期に続き、今年度は新料金プラン『ギガホ』『ギガライト』の提供などによる顧客基盤の強化や昨年度に引き続きコスト効率化に取り組んでいく」と説明。新料金プランの申込件数は順調に増えており、「2019年10月21日時点で800万件を突破した。2020年3月期までに1700万件の目標達成が見えてきた」(同)とした。

 決算説明会では、3Gサービス「FOMA」と「iモード」を2026年3月末で終了することも発表。「iモードのコンテンツやアプリはスマホに引き継がれている。今後はフィーチャーフォンの利用者にスマホを使ってもらえるようなマイグレーションを強化していく」(吉沢社長)考えだ。

 具体的な施策として、60歳以上のユーザーがスマホ向けプランに変更する場合に最大12カ月間、音声通話オプションを月額700円引きとする「おしゃべり割60」や、FOMAからXi対応機種に変更するユーザー向けに端末価格を最大2万円引きとする「はじめてスマホ購入サポート」を2019年11月1日に始めるとした。