スウェーデン・ボルボ(Volvo Cars)は2019年10月16日、2025年までにクルマ1台当たりの生涯CO2排出量を、2018年比で40%削減するという目標を発表した。同社は2040年までに“気候中立企業”になるという大きな目標を掲げており、その具体的な第一歩になるとしている。

(写真:Volvo Cars)
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 同社はまず、2025年までにグローバルで販売するクルマの50%を完全な電気自動車(EV)にする。これにより走行によるCO2排出量が50%削減できる。製品ラインアップの電動化だけでなく、製造工程や物流工程を含む企業の全体的なオペレーションで、CO2排出を25%削減する。また、Volvo車でリサイクル・プラスチックの使用率を25%向上させる。これらを総合することで、生産から廃棄までの「クルマ1台当たりの生涯CO2排出量を40%削減」という目標を達成する計画だ。

 同社はエンジンのみで駆動するクルマを段階的に廃止し、全モデルを電動化することを表明した最初の自動車メーカーだとする。すでに2019年に発売した新型車はすべて電動車であり、同日に発売したEV「XC40 Recharge」から新モデルの平均生涯CO2排出量を開示する。“Recharge”は充電可能なパワートレーンを搭載したプラグインハイブリッド車とEVを表す名称だという。