発想力を養う「STEAM(科学・技術・工学・芸術・数学、スティーム)教育」を支援する米スフィロ(Sphero)は2019年10月18日、日本でのプログラミング教育に関する事業戦略を発表した。同社は球体ロボット「Bolt(ボルト)」などを開発し、教育用途として世界80か国以上で販売している。

球体ロボット「Bolt」とBoltを操作するタブレット
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 同社でインターナショナルバイスプレシデントを務めるウォレン・ハドソン氏は「2020年6月末までに130校に自社製品を導入したい」と国内販売の意気込みを語った。米国やオーストラリアなどでは多数の学校が同社製品を導入しているという。

インターナショナルバイスプレシデントを務めるウォレン・ハドソン氏
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 記者会見の会場ではBoltを使ったデモンストレーションも披露した。Boltはビジュアルプログラミングで動かせる。例えばタブレット上のアプリでロボットに指示を与えるアイコンをつなげていくと、Bolt上部のLEDランプを光らせたり、指定した速度・方向で走らせたりできる。

 発表会ではSTEM教育支援を手掛けるDoit(大分・日出町)の土井敏裕社長も登壇した。「操作が簡単。幼稚園児が説明を5分間聞いただけで操作できるほどだ。さらに動作の精度に個体差がほとんどなく、製品の耐久性が高い」とした。スフィロはDoitなどの日本企業と、ユーザーの利用支援を進めていく計画だ。

 スフィロはユーザー層を広げる目的で、2019年10月18日からBoltより小型な球体ロボットの新製品「スフィロミニ アクティビティキット」を販売する。同製品の価格は8800円(税抜)で、Boltの17800円(税抜)より安価に抑える。

小型な球体ロボット「スフィロミニ アクティビティキット」
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