米サイプレス(Cypress Semiconductor)は、メインストリームやエントリーレベルのPCに向けて、USB Type-CコントローラーICの新製品「ACG1F」を発表した(ニュースリリース)。USB Type-C v1.3に対応するコントローラーICである。

今回の新製品と応用例。Cypressのイメージ
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 5V/3AのVBUSロード・スイッチ・コントローラーを内蔵しており、過電流/過電圧/短絡/逆電流などに向けた保護機能、スリューレート制御付きのゲートドライバー、サーマルシャットダウンといった機能を提供できる。USB PDには未対応だが、従来のBC(Battery Charging) v1.2での電源供給は可能である。EMCA(Electronically Marked Cable Assembly)ケーブルへの給電に向けた2つのFETを集積している。

 さらに、今回の新製品は、16MHz動作のArm Cortex-M0と16Kバイトのフラッシュメモリー、4KバイトのSRAM、32KバイトのSROMからなるMCUサブシステムを備える。2つのI2Cポートがあり、一方はUSB Type-C Connector System Software Interface(UCSI)をサポートし、もう一方はリドライバー/リタイマー・マルチプレクサー・インターフェースを制御する。パッケージは24ピンQFNおよび40ピンQFN。動作温度範囲は-40~+85℃である。

 ACG1Fは主要なOEMへのサンプル出荷を開始しており、量産は2019年中を予定している。価格は未公表。

新製品の機能ブロック図と応用回路。Cypressの図
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