エッジデバイス向け深層学習技術を開発するLeapMindは2019年10月15日、あいおいニッセイ同和損害保険、SBIインベストメント、トヨタ自動車、三井物産の4社からシリーズCラウンドで合計約35億円の資金を調達したことを明らかにした。

 同社は2017年、シリーズBラウンドで米インテルキャピタルやGMO VenturePartners、NTTデータなどから合計約11.5億円を調達している。トヨタなど4社がLeapMindに出資するのはこれが初めて。

 LeapMindが持つ「極小量子化ディープラーニング技術」は深層学習のパラメーター精度を1~2ビットに抑えて推論処理の省電力化を図るもので、自動運転などへの応用を想定する。同社は現在開発中のエッジデバイス向け深層学習プロセッサーIPについて、消費電力を当初は2~3ワット以下、将来的には数百ミリワットに引き下げることを目指している。

 トヨタとLeapMindは今回の資本業務提携を機に共同開発を加速させ、実用化に向けた取り組みを推進するとしている。

 あいおいニッセイ同和はコネクテッドカーやドライブレコーダーを活用した保険商品を開発しており、LeapMindの技術を適用して新たな保険商品の開発などを目指すとしている。