米クリック・テクノロジーズ(Qlik Technologies)は2019年10月9日、同社のBIツール「Qlik Sense」をSaaSとして提供する「Qlik Sense Business」を発表した。クリックテック・ジャパンの吉田一貫マーケティング本部長は「BIを簡単に始めたいと考える中小企業を中心に利用を促していきたい」と話す。Qlik SenseはセルフサービスBI機能のほか、定型帳票の作成や組み込み分析機能なども備える。

 Qlik Senseの特徴的な機能が、連想インデクシング(Associative Indexing)と拡張知能(Augmented Intelligence)である。連想インデクシングを使えば「例えば複数のエクセル表を1つにまとめる際に、似たような項目間に自動でインデックスが付けられる」(吉田本部長)。

 拡張知能はユーザーの分析作業を支援する機能で、分析対象データの組み合わせを提案する。2つの機能を連携し、データを活用したより最適なレコメンデーションの実現を目指す。

 同社は現在、BI分析に先立つ「データ統合」「データ管理」にも力を入れている。データ統合では、買収により手に入れた米Attunityのツールを使い、エージェントレスで行うデータ同期を活用する。こうして集めたデータを「Qlik Data Catalyst」を使ってカタログ化し、管理を容易にする。

 データの統合、管理を通じてデータの品質を高め、BI利用を活性化する狙いがある。