日立ソリューションズは2019年9月27日、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の運用支援サービスの機能を強化すると発表した。RPAは、ソフトウエアのロボット(ソフトロボ)でパソコン作業を自動化する取り組みを指す。

 具体的には2018年9月から提供してきた「RPA運用支援クラウドサービス」で、日立製作所のジョブ管理ソフト「JP1/Automatic Job Management System 3」と連携できるようにする。

RPA運用支援クラウドサービスの機能強化に関する説明資料
(出所:日立ソリューションズ)
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 RPA運用支援クラウドサービスでは、ソフトロボの管理者が業務担当者などからソフトロボを実行させるための申請を受け付けて承認したり、ソフトロボの稼働スケジュールを管理したりできる。今回、JP1と連携することで、「どのパソコンでどのソフトロボが稼働しているのか」「ソフトロボは決められた時間通りに処理を実行しているか」といったことを視覚的に把握しやすくする。

 日立ソリューションズの渡邉雄一ワークスタイルイノベーション本部RPAグループ主任技師は、「ソフトロボの台数が増えて、実行環境であるパソコンなどが増えてくると、全体でどのようなスケジュールでソフトロボが処理しているのか分からなくなってくる。JP1と連携させることで、ソフトロボの稼働実績が把握できるようになる、空いたパソコンでソフトロボを実行するなど実行環境を有効活用したり、RPAツールのライセンスの追加購入を抑えたりできる」と説明する。

 RPA運用支援クラウドサービスは米オートメーション・エニウェア(Automation Anywhere)のRPAツール「Automation Anywhere Enterprise」の利用を前提にしたサービスだ。JP1と連携する機能は2019年9月30日から提供する。

 RPA運用支援クラウドサービスは初期費用が10万円、サービス利用料が月30万円からとなっている。JP1の利用料は別途かかり、RPAツールと連携するためのオプションサービスの利用料は年26万8800円から、JP1の利用料は年18万8400円から。すべて税別価格。