長野県のケーブルテレビ会社Goolight(長野県須坂市)は2019年9月20日、KDDIやアソビズム、スラックライン推進機構、小布施町と共同で、2019年9月15日に小布施総合公園で開催された「2019スラックラインワールドカップジャパン・フルコンボ」において、5G(第5世代移動通信システム) の実証実験をしたと発表した。

 スラックラインとは、幅5cmのライン上でアクロバティックな技を披露し、その難易度や美しさを競い合う新しいスポーツである。実証実験ではスラックラインの競技エリアを5Gエリア化し、ライン上で繰り広げられる競技の様子を4K映像で撮影して、会場内に設置した大型モニターでリアルタイム中継した。併せて、競技の難易度やジャンプの高さなどの判定結果も表示して、選手と一体感のある観戦体験の提供を目指した。

 加えて、傾きセンサーを使ってラインの振動を読み取り、観戦エリアに設置した観客席に5Gで伝送、選手が体感する衝撃をリアルタイムに疑似体験する取り組みも実施した。

実験の概要
(出所:KDDI、Goolight、アソビズム、スラックライン推進機構、長野県上高井郡小布施町)
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 今回の実証実験では、KDDIが5Gエリアの設計・構築、Goolightが4K映像伝送システムの構築、アソビズムが技の難易度などの判定・映像化に関するシステム開発や振動センサーに関するシステム開発を担当した。スラックライン推進機構は競技を推進し、布施町は実施場所を提供した。実証実験は総務省の5G総合実証試験の一環である。