韓国・現代自動車グループ(Hyundai Motor Group)は2019年9月9日、欧州でEV用充電ステーションを展開するドイツIONITYへの投資を発表した。IONITYは欧州の急速充電網整備のため、ドイツのBMWグループとダイムラー(Daimler)、フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)、ポルシェ(Porsche)、米フォード(Ford Motor)が2017年に合弁で設立した企業だ。現代グループは設立企業と同等の株式を取得する。

(写真:Hyundai Motor Group)
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 IONITYの充電ステーションは、欧州SAE Combo(CCS)充電規格を使用し、最大充電出力が350kWの高速充電が可能。現在、140カ所近くの充電ステーションが稼働しており、さらに50カ所が建設中だ。EVで長距離移動するときの不安解消を目指し、2020年までに400カ所まで増やす予定。これにより欧州の主要高速道路沿いに平均120kmに1カ所の割合で、充電サイトが利用できるようになる。

 現代グループは、傘下の現代自動車(Hyundai Motor)と起亜自動車(Kia Motors)のEVに2021年から800Vの充電システムを装備し、IONITYの高出力充電に対応する。同グループは、2025年までに環境対応車を44モデルに拡大する計画で、IONITYに参加することで電動モビリティーの利便性を向上する。