トヨタ紡織は2019年9月6日、ベルギーにある欧州子会社で最大40億円の詐欺被害が発生したと発表した。具体的な手口は捜査情報に関わるため非公表としているが、ビジネスメール詐欺(BEC)の可能性がある。

 トヨタ紡織の発表によると事件は2019年8月14日に発生した。「悪意ある第三者による虚偽の指示に基づき資金を流出させた」といい、犯行グループはメールなどを使って取引先などを装った可能性がある。資金の流出後まもなく指示が虚偽であることに気付いたという。

 同社は弁護士らによるチーム体制を組織し、現地の捜査機関に被害を申し入れた。現地での捜査に全面協力しており、流出した資金の保全・回収手続きに全力を尽くすとしている。