ソフトバンクと博報堂、英アーム(Arm)は2019年9月5日、データ活用を支援する会社「インキュデータ」を設立すると発表した。新会社はデータ分析基盤システムの構築・運用、データ活用のコンサルティングなどを通じて顧客企業を支援する。2019年10月1日に事業を始める。

左から英アームの芳川裕誠データビジネス担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、インキュデータの藤平大輔社長、ソフトバンクの今井康之副社長執行役員兼COO、博報堂の中谷吉孝取締役常務執行役員
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 ソフトバンクの藤平大輔法人事業統括法人プロダクト&事業戦略本部デジタルマーケティング事業統括部部長は企業のデジタル化の課題として「社内でデータが分断してしまっていること、大量のデータをどう扱うべきか理解している人材が不足していること」などを挙げた。藤平部長はインキュデータの社長に就任する。

 新会社はソフトバンクの技術力とArmのデータ分析能力、博報堂のマーケティング能力を生かし、顧客企業のデータ活用を一貫して支援する。従来は顧客企業の部門間で分断したデータの統合やデータに基づくマーケティング、具体的なデータ活用施策の立案と実践など、段階ごとに異なる企業に依頼する必要があったという。

データ活用を一貫して支援する
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 ソフトバンクの今井康之副社長はインキュデータの売り上げ目標を「早い機会に数百億円」と述べた。発足当初の従業員数は70人で、今後さらに採用を進める。