ソフトバンクは2019年9月6日、携帯電話契約で期間拘束や中途解約料を伴わない新料金プランを同年9月13日から提供すると発表した。2年更新の契約期間中に高額な中途解約料がかかる「2年縛り」を含む、現行の料金プランは9月12日で受け付けを終了する。

 同年10月1日に施行される改正電気通信事業法では、2年縛りの有無による月額料金の差は170円、中途解約料は1000円が上限となる。同社はこれに沿った2年縛りの料金プランを継続するよりも、NTTドコモやKDDI(au)に先駆けて2年縛りの廃止を打ち出した方が顧客獲得に効果的だと判断したとみられる。

 新プランの月額料金は、一般的なスマートフォンや従来型携帯電話、タブレット、モバイルルーターで980円(税抜き、以下同)。スマートフォンや従来型携帯電話の通話料は国内通話30秒当たり20円で、家族割引のグループ内の国内通話は無料。通話料の定額オプションは、1回当たり5分以内の国内通話が対象の「準定額オプション」(月額500円)と通話時間にかかわらず全ての国内通話が対象となる「定額オプション」(1500円)を用意する。

 データ通信は、月間1ギガバイト以内、2ギガバイト以内、5ギガバイト以内、50ギガバイト以内と4段階で通信料が変動する従量制「データプランミニ」(順に3000円、5000円、6500円、7500円)、月間50ギガバイトの定額制「データプラン50GB+」(6500円)、月間1ギガバイトの定額制「データプラン1GB」(1500円)などを用意する。それぞれのプランで定められた月ごとの上限容量を超過した場合、通信速度が128キロビット/秒に制限される。テザリングを使用する場合は別途「テザリングオプション」(500円)が必要。

 スマートフォンの契約には、いずれかのデータ通信プランへの加入が必須なので月額最低料金は2480円になる。従来型携帯電話はデータ通信プランの加入を必須ではないので、980円の基本プランのみで契約できる。従来型携帯電話には、月間100メガバイトのデータ通信プラン「データプラン100MB」(300円)も用意する。タブレットやモバイルルーターの契約には、データ通信プランへの加入が必須。ただし親回線としてスマートフォンなどを契約している場合は、そのデータ通信プランの容量をタブレットやモバイルルーターで共有できる。