ネットアップは2019年9月4日、記者向けの説明会を開き、6月に米国で発表したクラウドデータソリューションの新製品群を国内でプレビューリリースしたと発表した。目玉はマルチクラウド環境でデータ連携できる「Cloud Volumes」だ。Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなど複数の環境に分散したデータを容易に連携できるようにして、顧客のクラウド活用を支援する。

ネットアップの神原豊彦システム技術本部ソリューションアーキテクト部部長
[画像のクリックで拡大表示]

 「顧客企業のクラウド利用が当たり前になったことで、新たなベンダーロックインが起こっている」。ネットアップの神原豊彦システム技術本部ソリューションアーキテクト部部長はこう指摘する。異なるクラウド環境下ではデータ連携が難しいため、結果的にクラウド事業者による顧客の囲い込みが起きているという。

 Cloud Volumesを使えばAWSやAzureのほか、Google Cloud Platformやオンプレミスなども含めたマルチクラウド環境で、データ連携が可能になるという。「AWSを使っていたが、Google Coludも使いたい。こうしたニーズに応えるのが我々だ」(神原氏)。

 そのほか説明会では、コンテナ管理ツール「NetApp Kubernetes Service」や、モニタリングツール「NetApp Fabric Orchestrator」なども日本でプレビューリリースを始めたと明らかにした。