ダイソンは従来品より低温での速乾機能を持たせたアタッチメントを追加するなどしたヘアドライヤーの新製品「Dyson Supersonic Ionicヘアードライヤー」を発売する。追加したアタッチメントは、毛髪が細い人、頭皮がデリケートな人、カラーリングの色落ちを抑えたい人に向くとする。

2019年9月4日に公式オンラインサイトなどで発売した「Dyson Supersonic Ionicヘアードライヤー」新製品
本体と4つのアタッチメントを同梱する。価格はオープンだが、同社の公式オンラインサイトでの価格は4万8600円(税込み)。左側のドライヤーに取り付けてあるのが、今回追加した「ジェントルエアーリング」。ほかのアタッチメントにも改良を加えている。家電量販店での発売日は2019年9月11日(撮影:日経 xTECH)
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 新たに追加したアタッチメント「ジェントルエアーリング」を利用すると、ドライヤーの温風の温度を20℃下げつつ(本体最大風温・風量設定時)、早く髪を乾かすことができるとする。ドライヤー本体からの風と周囲の空気を取り込んで一緒に吹き出すことで、温度を下げつつ風量を増やし、低温での速乾性実現に成功しているとする。

温度を低温に
もともと同シリーズはドライヤーは温度センサーにより吹き出す風の温度を本体のサーミスタで検知し高温にならないように制御する機能(インテリジェントヒートコントロール機能)を搭載し、温度設定も選べる。右はデモ用にこの機能をオフにしたドライヤー、中央が通常品、左がジェントルエアーリングを取り付けたもの。温度に差が生じる。実際に試すと、同アタッチメントを付けるとヘアドライヤーでは珍しいほど低温になっていることが感じられた(撮影:日経 xTECH)
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優しく乾かす
ジェントルエアーリングの効果を示すデモ。左はなしの場合、右がありの場合。なしの場合はドライヤーの前面に置いたピンボードの一部が素早く盛り上がった。ありの場合は盛り上がりが低く、広くなっている(撮影:日経 xTECH)
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 英ダイソン(Dyson)パーソナルケア部門製品開発アドバンスド デザイン エンジニアのサム・バロース氏は調査の結果、「日本人の5人に1人は頭皮ケアに悩みを持っている。髪が細い人、デリケートな頭皮の人が多く、熱いドライヤーを不快と感じている」ことが分かったとした。同社では、毛髪が細い人は頭皮に熱を感じやすい傾向にあるとする。また、過度な熱は髪のタンパク質を変性させカラーリングの色落ちにつながる可能性があるとしている。同社では2019年5月に行ったオンラインアンケート(20~69歳の女性2003人)で50%以上がカラーリングしていると把握しており、低温に対するニーズが高いと判断した。

ジェントルエアーリングを持ち製品説明をするサム・バロース氏
(撮影:日経 xTECH)
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