逆転の発想で排せつを検出、低コストの介護用おむつセンサー

2019/09/06 05:00
高橋 厚妃=日経 xTECH/日経デジタルヘルス

 介護用のおむつを開発するベンチャー企業のオムツテックは、低コストで排せつを検出するおむつの実用化を目指している。同社は、美容や睡眠分野などで事業を手掛けるTWOの子会社として2019年9月2日に設立された。2020年度の商品化を目指す。

オムツテックが開発する技術
(写真:日経 xTECH)
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 オムツテック取締役の斎藤こずえ氏は、「排せつを検出する方法は、従来の仕組みから逆転の発想で生まれた」と紹介する。これまで開発された排せつを検出するおむつは、水分や匂いなどを検出するセンサーを搭載する。電池が必要となるなどコストが高くなりがちだった。センサーや電池で500円ほどになることも珍しくないという。

 オムツテックは電池を利用しない。水にぬれると溶けるオブラートを利用した通信タグを利用し、排せつを検出する。電子回路は、銀ナノ粒子による印刷技術で形成する。「量産すれば、数円まで価格を下げられる可能性がある」と斎藤氏は話す。

オムツテックが開発したセンサーと介護用おむつ
(写真:日経 xTECH)
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