ライフタイムベンチャーズが2号ファンド、デジタルヘルスやクラウドに投資

2019/08/28 05:00
河合 基伸=日経 xTECH/日経デジタルヘルス

 ベンチャーキャピタル(VC)のライフタイムベンチャーズ(旧称:IF Lifetime Ventures)は、2号ファンドを最大10億円規模で設立し、投資・支援活動を開始した。デジタルヘルスや産業用クラウド、インバウンド・アウトバウンド関連サービスのスタートアップに1社3000万円前後~最大8000万円を投資する。

 2019年7月末時点の2号ファンドへの出資者は、インキュベイトファンドやアフラック・イノベーション・パートナーズ、個人投資家。この他に個人投資家や事業会社からの複数の出資を予定しており、今後10億円を上限として募集活動を継続する。

デジタルヘルスやクラウドなどに出資する
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 投資対象とするデジタルヘルス分野は、ヘルスケアAI(人工知能)やヘルスケアIoT(Internet of Things)、デジタル医療機器(SaMD)、医療機関向けSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)/PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)、介護事業者向けSaaS/PaaS、ライフサイエンス企業向けSaaS/PaaSなど、デジタルテクノロジーを活用した医療・介護・健康関連サービス全般。

 産業用クラウド分野(Industry Cloud)は、電力や物流、製造業、金融、不動産、教育、行政など、特定業界のデジタルトランスフォーメーションに特化したSaaS/PaaSなどのクラウドサービス全般を対象とする。

 インバウンド・アウトバウンド関連サービス(X-border Japan)は、インバウンド宿泊/体験予約や外国人採用/研修、外国人居住/生活支援、越境D2C(Direct to Customer)コマース、越境決済プラットフォーム、多言語化対応SaaS/PaaSなど、日本を基軸としたインバウンドやアウトバウンド関連サービス全般に投資する。

創業期の企業への投資・支援に特化

 ライフタイムベンチャーズは、VCの中でも特に創業期の企業への投資・支援に特化した「シード特化型VC」。資金を提供するだけではなく、出資先企業の成長を支援する「ハンズオン支援」を実施する。

ライフタイムベンチャーズ 代表パートナーの木村亮介氏
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 「長く愛され、存在し続ける事業の創出」を目指しており、週次で個別定例ミーティングを行い、経営戦略の策定から実行支援まで幅広く支援する。2017年1月に設立した1号ファンドは総額1億300万円で、Rehab for JAPANやウーオ、IMCFなど9社に投資してきた。

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