エー・アンド・デイは、クロスヘッドの速度範囲を0.0001〜1500mm/minに拡大した卓上型の引張圧縮試験機「テンシロン RTH」「同RTI」シリーズを2019年10月上旬に発売する(図1)。スマートフォンに測定データを転送できる他、0.2m秒の高速サンプリングを実現するなど、使い勝手を高めている。価格は210万円(税別)から。

図1:「テンシロン RTH/RTI」シリーズ(出所:エー・アンド・デイ)
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 2シリーズのうちRTHシリーズのクロスヘッドテーブル間隔は1182mmで、RTIシリーズは1172mm。いずれも最大荷重容量が2.5kNと10kNの2機種をそろえるとともに、高精度型と標準精度型を設定している。

 荷重精度は、RTHシリーズの高精度型が±0.3%(〜1/100)と±0.5%(1/1000)、標準精度型が±0.5%(同)。RTIシリーズについては、高精度型が±0.5%(〜1/500)、標準精度型が±1%(同)とする。最大リターン速度を、最大荷重容量が2.5kNの機種で1650mm/min、同10kNの機種で1200mm/minと高速化して、測定効率の向上を図った。

図2:試験機コントローラー(左)とタッチパネル(右)(出所:エー・アンド・デイ)
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 稼働音は65dB(A)以下。速度が1000mm/minのとき、騒音を従来製品比で40%抑えている。その他、ハンディー型の試験機コントローラーや、条件・試験速度の設定に使える7インチ型のカラータッチパネルを搭載する(図2)コントローラーは、試験機の任意の場所に装着できる。タッチパネルの操作で、IDによるユーザー管理や使用制限の設定、操作ログの管理が可能だ。