大日本印刷(DNP)は、矢印や記号などのさまざまなパターンを数メートル先に映し出す手のひらサイズの照明装置を開発した(図1、ニュースリリース)。公共施設での避難誘導や工場内での注意喚起、建築物へのプロジェクションマッピングといった利用を見込む。

図1:新開発の照明装置とパターンの表示例
(出所:大日本印刷)
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 同社は今回、表示する光の方向を制御する微細加工技術を生かして、高精細なパターンの表示が可能な装置を開発した。設計により、パターンを投影する距離の調整が可能。例えば、矢印を表示して工場や駐車場で人を誘導するのに使える(図2)。ロボットに搭載すれば、周囲に存在を示せる(図3)。その他、トンネル内での警告表示、スタジアムや商業施設での道案内表示、デジタルサイネージの代替といった用途を想定している。消費電力を抑え、電池で駆動できるようにした。

図2:使用イメージ2
工場や駐車場で進路を示す。(出所:大日本印刷)
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図3:使用イメージ1
セコムの自律走行型監視ロボット「セコムロボットX2」に搭載。(出所:大日本印刷)
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