New Relic日本法人は2019年8月8日、アプリケーション性能監視SaaS「New Relic」をコマツに導入したと発表した。2018年6月から、コマツが提供するデジタル技術を活用した施工支援サービス「スマートコンストラクション」のシステム監視に利用している。これにより、顧客から「アプリケーションの応答速度が遅くなっている」といった問い合わせを受けて回答する速度を従来の30倍にした。

 New RelicのSaaSはサーバーハードウエア、クラウドサービス、OS、データベース、アプリケーション、Webブラウザーやモバイルアプリからアクセスした場合の応答時間などを監視して、アプリケーションの性能低下やその要因をリアルタイムに可視化する。コマツの顧客サポート担当チームは顧客からの問い合わせを受けた際、New Relicの画面を見てシステム障害の有無を即座に回答するよう業務の進め方を変えた。

監視結果を集計したNew Relicの画面例
(出所:New Relic日本法人)
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 以前は、ハードウエアやOSといったITインフラだけを専用ツールで監視していた。それ以外は顧客からの問い合わせを受けるたびに、開発担当チームがWebサーバーやアプリケーションサーバーのログを確認していた。そのため、コマツの顧客サポート担当チームはシステム障害の有無を顧客に即答できない場合が多かった。New Relicの導入でその課題を改善したほか、障害発生時の対応速度も向上させているという。