伊仏合弁STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)は、セキュアーMCUの新製品「ST31P450」を発表した(ニュースリリース)。同社の40nmフラッシュプロセスで製造する。

新製品の応用イメージ。STのイメージ
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 CPUは「Arm SecuCore SC000」(最大動作周波数55MHz)。ユーザーが使える450Kバイトのフラッシュメモリーと10KバイトのSRAMを集積する。決済や身分証明における非接触通信・接触通信のセキュリティー担保に向ける。金融機関や交通機関、ペイテレビの各種カード、IDカードなどへの搭載を見込む。

 ISO/IEC 7816-3準拠の接触通信ICカード及びISO/IEC 14443 TypeA準拠の非接触通信に対応している。MIFARE Classic/MIFARE Plus/MIFARE DESFireを含むMIFAREの各種ライブラリーをサポートする。従来品と比較してRF部が強化されており、非接触通信時の信頼性がより強化されているという。

 ST31P450および併せて提供される暗号化ライブラリーは、Common Criteria EAL5+とEMVCo、CUP(China Union Pay)の認証を今後数カ月以内に取得予定となっている。ST31P450は現在、量産中である。価格などは未公表。

新製品の機能ブロック図。STの図
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