NTTデータは2019年8月2日、2019年4~6月期の連結決算(国際会計基準)を発表した。売上高は前年同期比4.4%増の5272億円、営業利益は同2.4%増の298億円で増収増益だった。柳圭一郎副社長は「計画通り。海外事業が順調に規模を拡大し、増収だった」と説明した。営業利益はPMI(買収後の統合作業)費用が減り、増益となった。

2019年4~6月期の決算概要
[画像のクリックで拡大表示]

 セグメントごとにみると、公共・社会基盤が66億円減と、前年同期に省庁などから案件を獲得したことによる反動減があったが、そのほかの金融や法人・ソリューション、北米、EMEA・中南米がそれぞれ伸びた。特にEMEA・中南米セグメントのスペインにおける金融機関やテレコムへの売り上げが大きく拡大しているという。営業利益は北米が11億円と伸びた以外はほとんど前年同期比並みだった。

 通期の見通しは据え置いた。柳副社長は「経済状況が変わりつつあるが、ITサービスは景気変動に遅行性のところがある。国内は大きくぶれない」と説明した。

柳圭一郎副社長
[画像のクリックで拡大表示]