中国ネットサービス大手のテンセントが日本でクラウド事業の展開を始めることが2019年7月26日に明らかになった。既に日本国内でクラウド事業を担う人材の募集を始めている。人員体制が整い次第、ゲーム業界を中心に顧客開拓を進めるとみられる。

 2019年7月26日付の日本経済新聞によると、国内ではゲームや動画投稿サイト、交流サイト(SNS)などを主な顧客としてクラウドサービスを展開する。提供基盤として関東地方にあるデータセンターを利用することで、中国への個人情報流出といった顧客企業の不安を解消する狙いだ。

 テンセント日本法人は同日午後2時時点で、日経 xTECHの本件に関する問い合わせに回答していない。ただし同社Webサイトでは、(1)Tencent Cloudを日本市場で事業拡大するための製品戦略、販売戦略の担当者、(2)海外ゲーム会社など顧客の要望に応じてクラウドゲームの基盤を構築する技術者、(3)ゲーム業界やゲーム市場、国内外でリリースされたゲームコンテンツの分析やパートナー企業との協業交渉の担当者――など、日本でのクラウド事業に関連すると思われる東京勤務の複数の求人を掲載している。日本国内のクラウド事業展開に向けた準備を進めている可能性が高そうだ。