トヨタ自動車の北米統括会社であるToyota Motor North America(TMNA)は2019年7月24日、米国でバーチャルPPA(Virtual Power Purchase Agreement;VPPA)を締結したと発表した。今後3年間で北米事業によるCO2排出量を最大40%まで削減する。

(出所:Toyota Motor North America)
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 VPPAプログラムの下、TMNAは再生可能エネルギープロバイダーと契約し、風力および太陽光で発電した電力を地域の電力網に供給する予定。再生可能エネルギーを供給することにより、化石燃料の使用量を減らし、地域の電力網の持続可能性を改善する。同時に、再生可能エネルギーの発電に資金を供給することでTMNAはクレジットを得る。このクレジットで北米事業のCO2排出量を相殺する。

 トヨタは、持続可能な社会の実現に貢献するために2015年に策定した環境目標「環境チャレンジ2050」で、2050年までに工場からのCO2排出量を世界規模でゼロにすることを掲げている。そのため、マサチューセッツ工科大学や国立再生可能エネルギー研究所、ロッキーマウンテン研究所などとともに、過去6年間にわたってCO2排出量を削減、相殺するための方法を研究してきた。その結果が今回のVPPAプログラムであり、環境チャレンジ2050の取り組みの一つとなる。