TISは2019年7月25日、会議の音声をテキストとして書き起こすAI(人工知能)システム製品「COET Record Meeting」を発売した。会議室に設置するスマートスピーカーとクラウドサーバーで構成する。初期費用はスマートスピーカーが14万8000円(税別)で、従量料金として月額6800円(同)と会議1時間当たり1800円(同)がかかる。2020年3月末までに1000台の販売を見込む。

「COET Record Meeting」のスマートスピーカー。小型ディスプレーを付随する
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 会議開始時に最大12人の参加者が自分の名前を発話して登録する。その際、COET Record Meetingが個々の参加者の発話位置を記憶し、どの方向からの発話かによって会議中の発話者を判別する。複数人の同時発話は2人まで判別可能。

 COET Record Meetingは会議を始める際、スマートスピーカーに付随する小型のディスプレーに、議事録を生成するWebページのURL情報を含むQRコードを表示する。参加者はスマートフォンで読み取って、会議の進行に合わせて自動的に発言が追加されていく様子を確認できる。

「COET Record Meeting」が自動生成した議事録テキストの例。小型ディスプレーが表示するQRコードを読み込むとアクセスできる
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 日本語のほか英語と中国語、韓国語にも対応し、議事録には発話者の話した言語に加えて、あらかじめ指定した言語への翻訳文も記録できる。なお、会議音声を基にした学習機能やユーザー企業ごとの社内用語の登録機能などは備えていない。