テラスカイは2019年7月17日、量子コンピューター関連事業の子会社としてQuemix(キューミックス)を2019年6月に設立したと発表した。米IBMの量子コンピューター「IBM Q」を使ったソフトウエア開発やユーザー企業向けの量子コンピューター研修事業などを手掛ける。

 QuemixはIBMとIBM Qの利用契約を結び、20量子ビットのハードウエアをいつでも利用できるようにした。これにより、量子ゲート方式の量子コンピューターと現在のコンピューター(古典コンピューター)を組み合わせた機械学習アルゴリズムなどの開発や、量子コンピューターを使った量子化学シミュレーション、量子アニーリング方式の量子コンピューター向けのソフトウエア開発などに取り組む。Quemix社内に「量子コンピューティング・ラボ」を設け、ユーザー企業向けの研修サービスなどを提供する。

Quemixの竹沢聡志CEO(最高経営責任者、右)と日本IBMの森本典繁執行役員
出所:テラスカイ
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 テラスカイの現在の本業は米セールスフォース・ドットコム(salesforce.com)や米アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services)のクラウドサービスに関連するシステムインテグレーション事業だ。それに続く柱として量子ソフトウエア開発事業を位置付ける。