大日本印刷(DNP)は2019年7月17日、アニメやマンガ、ゲームなどの作品の知的財産(Intellectual Property、IP)とテクノロジーを掛け合わせたイベント事業を開始すると発表した。

 DNPは2017年から「東京アニメセンター in DNPプラザ」を運営しており、アニメ作品の企画展やキャラクターグッズの販売、ワークショップなどを通じて、ファンとコンテンツホルダーおよびクリエイターを結ぶ共創ビジネスを進めている。同社は今回、これまでに培ったノウハウや表現技術とコンテンツを組み合わせたイベント事業を開始し、新たな体験価値の提供を目指すことにした。

 様々な表現技術を使ったイベントを中心に、オリジナルグッズや関連商品の販売、オリジナルの飲食メニューの開発・販売などを行う。イベント開催に合わせて、テレビ番組や企業とのタイアップを実施するほか、イベント終了後の国内外での巡回展など、DNPの総合力を生かした企画展示を展開する。

 プロジェクションマッピングやVR・ARなどの様々な表現技術を活用し、イベント参加者に“コンテンツの世界に没入しているような体験”の提供を目指す。コンテンツの世界観を実現するために自社保有の表現技術に加え、様々な企業との協業を進める。

 さらにコンテンツとキャッシュレスサービスを組み合わせた取り組みを実施する。国内需要の高まるキャッシュレス決済の推進や、街の活性化に貢献するとしている。

 新たなイベント事業の第一弾として、カプコンのゲーム「モンスターハンター」のIPを活用したイベントを2019年10月31日より開催する。今回のイベントでは、ネイキッドを演出パートナーとし、“モンスターの気配・存在・迫力を体感できる「モンスターハンター」の世界”を実現するという。

 DNPは今後、同イベントの国内外での巡回を目指す。また、引き続きコンテンツを活用した事業を推進し、イベント開催や物販などの関連事業を含めて、2021年までに50億円の売り上げを目指す。