阪急阪神百貨店は2019年7月16日、大阪・梅田で発表会を開き、中国のネット大手、騰訊控股(テンセント)が展開するスマホ決済「WeChat Pay」への取り組みや新サービスを発表した(写真1)。

写真1●阪急阪神百貨店がWeChat Pay対応を強化
(撮影:山口 健太、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

 同百貨店は、中国国外では初めてテンセントから「ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店」の認定を受けたという。訪日客向けのサービスとしては、WeChatを利用した化粧品の事前注文サービスを開始した。

アクティブユーザー11億人のエコシステムに強み

 発表会には阪急阪神百貨店の荒木直也社長が登壇した(写真2)。同社は既に全国14店舗のうち、9店舗にWeChat Payを導入済みだ。「外国人観光客は年々増加しており、百貨店にとって大変重要なお客様だ。特に中国からのお客様にスマートな買い物体験を提供したい」(同)。

写真2●阪急阪神百貨店の荒木直也社長
[画像のクリックで拡大表示]

 阪急阪神百貨店における2018年度の免税売り上げは400億円強で、全店売り上げの12%を占める。そのうち阪急うめだ本店は310億円、免税件数は40万人で、8割が中国本土からの訪日客だという(写真3写真4)。

写真3●阪急阪神百貨店における免税売上
[画像のクリックで拡大表示]
写真4●阪急うめだ本店の店内
[画像のクリックで拡大表示]