三菱電機とグロービス(本社東京)は、FA分野においてオープンイノベーションによる事業創出を目指す取り組み「三菱電機アクセラレーションプログラム2019」を開始する(ニュースリリース)。国内のスタートアップを対象に、2019年7月17日に参加企業の募集を始めた。

 同プログラムでは、三菱電機が保有するFAシステム事業の経営資源を活用した新たなビジネスモデルやアイデアを募集・選定し、ブラッシュアップセッションや実証実験、プランニングなどを推進する。プログラムでは[1]FA分野の研究開発施設・機器・製品、[2]顧客へのコンタクトを含むサービス・セールスチャンネルを利用できる他、[3]エンジニアによる技術支援、[4]実証実験の支援を受けられる。事業創出の領域としては「ものづくり」「ことづくり」「価値づくり」「働き方」「あたらしい未来」を設定している。

 2019年7月26日に三菱電機の名古屋製作所(名古屋)で、同月31日にはグロービスホール(東京都千代田区)で、それぞれ概要と募集内容の説明会を実施する。募集期間は同年8月2日まで。同年12月、実証実験に向けた協議の可否を決定する。

 三菱電機はFAシステム事業において、IoT(Internet of Things)を活用したFA統合ソリューション「e-F@ctory」を実現する製品・サービスの強化に取り組んでおり、ユーザーに最適なソリューションを提案するために社外との協業も推進している。今回のプログラムでは、統括・運営とスタートアップの選考を担当し、最終選考に至ったスタートアップと共に実証実験を実施する。この活動を通して「従来のものづくりにとどまらない新たな価値の提供」を目指すという。

 一方のグロービスは2017年11月から、新規事業の創出を目指す企業に向けてスタートアップとのマッチングの機会を提供するとともに、オープンイノベーションによる新規事業創出を支援してきた。三菱電機とのプログラムでは、説明会などのイベントを企画・運営。選考期間中には、ビジネスモデル・アイデアの具現化に向けたワークショップや各種プランニングなどを実施し、スタートアップを支援する。さらに、スタートアップコミュニティーを運営するCreww(本社東京)とも連携し、スタートアップにとっての新たなビジネスチャンスを生み出す。