中国ZTEは2019年7月10日、「サイバーセキュリティーラボ ヨーロッパ(Cybersecurity Lab Europe)」をベルギーのブリュッセルに設立したと発表した(ZTEのニュースリリース1)。EU(欧州連合)の行政機関が集まるこの都市にセキュリティー拠点を置くことで、同社の製品やサービス、開発プロセスに広範囲な外部のセキュリティー認証を導入するとともに、セキュリティー分野での関係各社との連携を強化できるとする。また、同社の透明性向上のためにも重要な施設になるとしている。

出所:「ZTE Chief Security Officer Sheds Light on Cybersecurity Assurance」(2019月2月18日)

 同社は同年5月にも、中国の南京とイタリアのローマに同様のサイバーセキュリティーラボを開設済みである(ZTEのニュースリリース2ZTEのニュースリリース3)。

中国・南京の開所式
(出所:ZTE)
イタリア・ローマの開所式
(出所:ZTE)

 こうしたサイバーセキュリティーラボでは、透明性と他社との連携に向けたプラットフォームとして、ソースコードレビューやドキュメント類の確認、ブラックボックステスト、システムの脆弱性を確認するペネトレーションテストなどの基本機能を提供する。また、セキュリティー関連の専門機関と提携して、より深い次元での研究活動も進める。加えて、5G時代の到来を受けて、同社5Gソリューションのセキュリティーを保証する役割も担っていくとしている。