大型トラックの開発・生産・輸出・販売などを手掛けるUDトラックスは2019年7月11日、「コネクティビティが変革する物流の未来 ―つながるトラックが生み出すスマートロジスティクスの可能性を探る―」と題したメディア向けセミナーをNTTドコモ本社で開催した。プレゼンテーションとパネルディスカッションを通じて、トラックにおけるコネクティビティーの重要性を訴えた。

 UDトラックス デジタルソリューション&ITシニアバイスプレジデントのサティシュ・ラジュクマール氏によると、「(スウェーデンの)ボルボグループの“つながる車”は世界で100万台に達し、我々はその技術とユースケースを使える。市場ニーズに合わせて適用できる」という。

UDトラックス デジタルソリューション&ITシニアバイスプレジデントのサティシュ・ラジュクマール氏
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 同社コネクテッドソリューション部ビジネスアナリストの森弘一氏は、日本向けのコネクテッドサービスを紹介した。サービスは主に「稼働率向上」「品質向上」「生産性向上」「安全性」に4分類できる。例えば故障情報と車両位置情報を組み合わせて、ロードサポートを提供しているという。

 NTTドコモからは執行役員5Gイノベーション推進室長の中村武宏氏が登壇し、ラグビーワールドカップの開催に合わせて2019年9月20日にプレサービスを開始すると説明。コネクテッドカー向け「セルラーV2X(ビークル・ツー・エブリシング)」のユースケースや「高度化型MaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)」として推進するAIタクシーやAI運行バスなどの取り組みを紹介した。

 このほか、国際自動車ジャーナリストの清水和夫氏は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動走行システム」など政府における取り組みを説明した。