米テックポイント(Techpoint)は2019年7月4日、中国の部品メーカー深圳普捷利科技(ShenZhen Percherry Technology、以下パーチェリー)に映像受信用半導体「TP2824」を供給すると発表した。パーチェリーはTP2824を自動車向け全方位モニターの新製品に採用する。

(写真:Techpoint)
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 全方位モニターは車両の前後左右の四つのカメラで車両周囲を確認でき、ドライバーの死角になる部分の視野を補完するもの。駐車支援システムや自動駐車システムに使われる。矢野経済研究所の調査では、駐車支援および自動駐車システムの市場は2015~2020年までの年平均成長率が28%になると予測されている。

 テックポイントのTP2824は、同社の独自規格である「HD-TVI」を採用し、4チャネルのフルハイビジョン(1080p)やハイビジョン(720p)の表示が可能。パーチェリーはこの製品を採用した理由として、コストパフォーマンスに優れていることと、画像品質が高いことを挙げた。

 パーチェリーは2011年創業の新興部品メーカーで、中国で車載全方位モニターやドライブレコーダー、後側方車両検知システムなどを手掛け、日系自動車メーカーや欧州自動車メーカーの中国法人に採用実績がある。独自の技術研究施設を持ち、最先端の技術開発に注力しているという。